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私の本棚

#わたしの本棚

置き場所が限られているので、少ししか所有していないし、新刊や話題の本にもついていけてない

TikTokで超話題!とかそういう目を引くポップが気になる本は何冊もあるが気負ってしまうというのか、みんな面白い、良かったと言ってるのにそう思えなかったらこわい!と余計な気持ちが邪魔をして手を出そうとしない

保守的で冒険心がなく、自分の考えに自信がないのに頑固者

けれども、先日友人の旦那さんに貸してもらった本を読んだら面白く、自分では絶対に手に取らない本だったのであまり色々と考え過ぎて自分で幅を狭めないようにしようとも思った

自分で検索するだけではない方法で様々なクリエーターさんの文章・作品に出会えるnoteは新しい楽しみのひとつになっていて、遡ったり、読みはじめてしまうととまらなくなるので、毎日少しずつ、味わいながら楽しむ

すごくしっくりくる、なるほど、面白いと思ってスキしたらずいぶん前の投稿だったりするけれど今の自分がそう思うので臆せずスキする

本棚には何度読みかえしても好きと思える少しの本だけがあり、巡ってくる季節や、出かけた場所、何気ない会話から思い出しなんとも無性に読みたくなり読む本は手放せずに手元に置いている

一人暮らしをはじめた時は、今よりも少し狭くて文庫本の上に文庫本を並べて置いていたので、下の段の本を読みたいとき、上の段の本を除けて。。。とか面倒くさくなりだらしがなく積んであった

今は少し広くなったけど、文庫本とCD、お気に入りの雑誌の一部は泣く泣く処分したが、何冊かはまた購入してしまったりする

漫画や他の文庫本も何冊かあるが、ほぼ実家に置いてある

外に持って出る時は、格好つけて一乗寺の『恵文社』のブックカバーを掛けて出かけるが、ここで購入した本なんて今も本棚にあるのは5冊だけで、三島由紀夫『行動学入門』『不道徳教育講座』『愛の疾走』、谷崎潤一郎『陰翳礼讃』、獅子文六『コーヒーと恋愛』人々や雰囲気のおしゃれさに舞い上がって購入したラインナップ

それでも残っていった大切な本たち

その、お外へお出かけ用の『恵文社』ブックカバーに包まれているのは『痴人の愛』

家では『彼岸過迄』をまだ、お彼岸過ぎからじっくり読んでいるけど、やっぱりこれスキ

内容はお彼岸とは関係ないけど、春のお彼岸になると取り出して読みたくなる


本のサイズも棚の大きさも、大きい本棚には

大きくて重たい本

ボロボロなので色無しで

趣味の専門書は増える一方だし、大きくて重たい

高価なのと廃盤や絶版が多く再度欲しいと思ったらとんでもない値がついていて手が出せない事になったりするので、簡単には手放せない

使用頻度の高い物だけこちらの本棚にしまい、他は大量のコピーとともに積んだり、収納ボックスに入れたりしている

こちらもそろそろ本腰入れなくちゃ

ファッション雑誌や特集雑誌、切り抜きファイル、映画や展覧会のフライヤーなどはこのひとつのスペースに収まる、特にお気に入りだけが残っている

新しく購入してもこのあたりが残っていくお気に入り
眺めるだけで良い、写真集のような雑誌たち
何年も前のものが残っている

本棚の本をくり返し読み、noteのクリエーターの方の小説や詩、エッセイをお昼休みに、夜にと楽しみ、更新されるのを心待ちにする

ここ数日は最初の目的通り読みたいものをじっくり読むので、ずっと以前に公開されたものや、最近のものを読んだり、フラフラフラフラ

本当に魅力的で、こんなにもたくさんの人が面白いものを日々創り出す世界があるのかということに驚く

投稿企画をここのところいくつか読んでいて、とてもおもしろかったのでやってみる

新しいものを読んでみたら楽しめる気もするのだけれど、結局のところ落ち着くところで安心していたい

知っているところだけをウロウロと、季節の移ろいに流され花を見に、お祭りに誘われて、変わる風を感じに、体を温めに歩き回り、安心で快適なひとりの家に帰っていくという繰り返しの毎日

自分を見せているようで恥ずかしいような気もしてやめようかなと思ったけど、いつも『やって後悔』のわたし

また数日後、こんな何ということもない普通の本棚見せて何になると後悔するのだろうか

後悔したらまたひっそりと自分の世界に戻るだけ

この本棚は私そのものだ







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