見出し画像

『昭和の日』の日記

夕方軽く散歩しながら、昭和55年生まれがあれやこれや思う事をつらつらと


9歳のとき元号が平成となった

人生で一番長く平成を生きてきたのに、平成より昭和のほうが親しみがあるというか馴染がある感覚

平成になったのなんて最近の話、令和になったのなんて昨日のことのよう

昨日、友人の子どもと逆上がりの練習をした私

練習なんてしなくても悠々と出来いていた逆上がりが出来なくなっていたショックと、激しい筋肉痛を抱えつつ、冬物をしまったり夏物を出したり

寒がりなので衣替えのタイミングは遅い方なんだと思う

大物はまだまだ片付いていないが、お天気との相談もあり、一段落ついたので少しお散歩へ

先ほど情報番組で嵐山は桜が終わり人が少ないと中継していたのだが、錦市場や四条河原町あたりは結構な人だ

小雨も降ってきたし、メガネに水滴がつきはじめたのでもう帰ろうと早々と引き返す


ぎょぎょぎょ



よく見たら京都タワーも見える
三条烏丸と打ちこむと三条から須磨と出る

烏丸御池より北に行ったところからでも京都タワーが見えたとき、ロームが冬にイルミネーションを実施していたとき西院のJoshinの前からその明かりが見えたときの感動したことをいつも思い出す


以前コーヒーショップやミニストップだった角
とてもおしゃれなお店

このおしゃれな角のお店は、ガラス張りでサッカーの映像や男前のスタッフの方たち、お客さんの様子、と中がよく見えていて、美味しそうなお料理の写真が気になるが、入りにくい

このお店のお隣のNTTの詐欺啓発のVTRの音量と、このおしゃれなお店のものすごく大きな音楽に、本屋さんから出ると誰かが騒いだり怒鳴ったりしてるのかといちいちビクッとなる


東京にも出来たんですってね
スローページカフェと大垣書店

とても空いていたのでふらりと吸い寄せられるように入る

本棚に隠れて見えなかったが、結構な数のお客さんと大きな話し声に少し戸惑う

近頃、本屋さんや映画の予告編の時間に驚くほどプライベートな事を話す話し声や、“カシャッカシャッカシャッカシャッ”と雑誌やなんかの写真をとっている音にびっくりさせられる事が多々あるのだが、私がイヤホンなどをせず「素耳」で歩いているから気になるのかしら

そんな事を思いつつ、漫画コーナーへ『女の園の星』新刊が出ていないか、好きだった『永遠の野原』あるか見に行こうと奥へ進んでいく途中

〈犬好きでなくても泣ける一冊『少年と犬』/馳星周〉

みたいな事の書かれたポップに思わず足が止まる

チャウ・シンチーの本??

ちゃうちゃう!

ああそうだった、この方はチャウ・シンチーの大ファンで周星馳を反対にしてペンネームにされた方だ

何年か前に『不夜城はなぜ回る』というバラエティー面白いな、と思って検索したら、小説『不夜城』/馳星周と出て、その時も『えー!!!チャウ・シンチーが本を。。。』と同じ事を思ったことを思い出した

大好きなチャウ・シンチーの映画のエンドロールに流れる 周星馳─Stephen Chow─の文字を思い浮かべた私は馳星周のペンネームの由来を知って、この人の本を絶対読もう!と思ったことも思い出した


逆上がりを難なく出来るという身体能力と、つい最近の驚きや決意の記憶を失ったのに、いまだ昭和を引きずりつつ生きる女



この記事が参加している募集

#散歩日記

9,828件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?