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ほろ酔いラプソディー『46.鯖と味噌』

秋サバを手にして悩むことと言ったら1つしかない。旬のものはシンプルに味わいたいから塩焼きにするか、それとも寒くなってきたので味噌煮にするか。どちらがより食べたいのかを自問自答するけど、答えはでない。

他人からの相談は決断してあげられるのに、自分のことになると決められないのは何故だろうか。相談にはどうするべきか理論で考えてるけど、自分の迷いはどうしたいか感情で考えているからかなって思った。

試しに、晩酌のおつまみを理論で選んでみる。何が食べたいかではなくて、何を食べるべきか。すると最近揚げ物やお肉中心だったので、焼き魚か煮魚が良いな、と迷わず魚売り場のサバを手に取っていた。

塩焼きも味噌煮も食べたいなら足して2で割ればよいと結論に至るも、今度は何を飲むかで悩み始める。この先に待つのは健康のために飲まないという合理的結論だと知っているので、とりあえずビールを飲むと2杯目は何でもよくなっていた。

『 正解を選ぶのではなく、選んだものを正解にすることも必要 』

サバの味噌漬け焼き

材料
・サバ(三枚下ろし)
・A:味噌3、酒1、味醂1、砂糖1
・おろし生姜0.5
・塩、山椒(粉or粗挽き)
作り方
1.サバに塩をふり冷蔵庫で1時間置く
2.1を水でさっと洗い水気をきる
3.Aと生姜を混ぜ2に塗りラップで包む
4.3を冷蔵庫で半日~1日漬ける
5.4をさっと洗い水気をきり焼く
6.5を器に盛り山椒をふる

※焼く前に皮に切り込みを入れると皮が破けにくくなります。
※漬け込み過ぎると締まり過ぎて硬くなります。
※グリルで焼く場合はホイルをかけて焼くと焦げにくくなります。

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