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『Musubi Labスタッフの仕事』「日本の食事風景をもっと身近に。テーブルコーディネーターについて」

Musubi Labで働くスタッフについて紹介している『Musubi Labスタッフの仕事』シリーズ。

今回は、テーブルコーディネート担当の丸山にインタビューしてみました。コーディネート中はいつもキッチンから美味しそうな匂いがしたり、パーティーが開かれるような美しいうつわが並んでいるので、ついつい覗いてしまうことも。魅力のある食事風景を作りだすために、どんなことをしているのか聞いてみました。

テーブルコーディネーターのお仕事とは?

Musubi Labでのテーブルコーディネーターの仕事内容とは、具体的にはどんなことがありますか?

丸山「実際のテーブルセッティングを含めて、準備から片付けなどコーディネートに必要なことを一通り担当しています。

どのようにしてコーディネートを考えるのでしょうか?

丸山「新商品などPRしたい商品が決まったら、どんなコーディネートが良いかアートディレクターと相談しながら、トレンドや客層、季節、器に込められた作者の思いなど考えて全体のイメージを固めていきます。PRの中心になる食器の他に、その食器を引き立たせる他の食器類や小物、花材なども組み合わせて選びます。」

料理も一緒に組み合わせることが多いですよね?

丸山「はい、そちらもアートディレクターと相談しながら、買い出しや調理、盛り付けも担当しています。」

食器だけのコーディネートと、料理と食器が一緒になったコーディネート、両者の違いはなんでしょうか?

丸山「海外の方向けの販売ということもあり、食器だけでは料理を載せたときのイメージが感じられにくいと思います。なので、食器がより身近に感じられるような食事風景を伝えようとしていますね。また食を通して日本の文化や季節感などを伝えることも大切にしています。ただ、お料理がメインとならないように、あくまで器の美しさ、形状などはアピールする必要があります。」

コンテンツチームがテーブルセッティングに合わせて文章を仕上げますが、そちらとも打ち合わせするのでしょうか?

丸山「テーブルコーディネートの担当ライターには、毎回コーディネートのテーマやコンセプトを伝えます。直接話し合う時間が取れない時には、レポートを渡しています。」

いろんな方とコミュニケーションを取りながら、作業を進めているんですね。

丸山「そうですね。実際のセッティングでは、再度アートディレクターやカメラマンと確認しながら現場で臨機応変に調整していきます。」

越境ECならではの課題とやりがい

海外のお客様向けということで、こだわりがあれば教えてください。また、どんな部分が難しいでしょうか?

丸山「テーブルセッティングも料理も、伝統文化が感じられる和のテイストを取り入れるようにしています。シチュエーションごとにテイストも変えるので、お祝い用のフォーマルなセッティングから、日常向けのリラックスしたセッティングまで、読者に飽きがこないように工夫していますね。」

丸山「ただ、日本人に受け入れられるコーディネートが海外では好まれないこともあるので、正解を見つけるのはなかなか難しい部分があります。会議での情報・データー分析や海外在住経験の豊富なスタッフの意見を大切にして、自分の中でも知識や経験を蓄積していく必要があるなと感じます。」

最後に一言お願いいたします!

丸山「テーブルコーディネートを通じて日本文化の魅力を世界に伝えたいという熱意のある方、お待ちしています!」

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