アジアのインディーロック、ポップス紹介🇹🇼🇹🇭
今回は、アジアのインディーロック、ポップスの紹介ということで、台湾・タイでそれぞれ2組ずつのアーティストをピックアップし紹介していきたいと思います。どれも国境を超えて世界へと飛び出した人気のアーティストばかりです。
Sunset Rollercoaster (落日飛車)
台湾🇹🇼
2009年結成、台北を拠点に活動する5人組バンド。"アーバンサイケポップス"と称される、都会的で洗練されつつもどこかノスタルジックでレトロな雰囲気も漂う独自のサウンドを展開。ディスコやファンクの要素も取り入れたシンセポップが癖になります。
彼らの代表曲の一つ、"My Jinji"を収録したEP、『Jinji Kikko』。ノスタルジックな独自の世界観に引き込まれること間違いなしです。
2ndフルアルバム『Cassa Nova』は最もディスコ、ファンクの要素を上手く取り入れている作品と言えそう。抜け感のあるギターが心地よい"Summam Bonum"はオススメの一曲。
Ellephant Gym (大象體操) 台湾🇹🇼
2012年結成、台湾の高雄出身の男女混合3ピースバンド。ポストロックから影響を受けたインストの楽曲を軸に、最近では管楽器を取り入れるなど幅広い音楽性を示している彼ら。高度な演奏技術を持ち合わせているが、決して技巧でリスナーを圧倒しようとはしない。上手く空間を生み出す"引き算のロック"が聴いていて心地よい。
1stフルアルバム『Angle 角度』から、最も推したい楽曲は"Spring Rain 春雨"。緩急自在なバンドアンサンブルによってリスナーを揺さぶるロックな一曲。これはかなりカッコいいですよ。
2ndフルアルバム"Underwater 水底"の表題曲。ダークで神秘的な雰囲気から始まり、徐々に熱を帯びていきながらスリリングに展開するドラマティックな一曲。
Gym and Swim タイ🇹🇭
2016年にデビュー作をリリースした、タイはバンコクの5人組、Gym and Swim。"トロピカルシティポップ"と称される、いい意味でゆるく、気取らない陽気な雰囲気のシンセポップサウンドが魅力的です。
1stフルアルバム『Seasick』に収録、彼らのゆるく楽しい雰囲気を詰め込んだ一曲"Sunrise"。
EP『Amazing PingPong Show』では、印象的なリフとともに、これまたゆる〜い空気感が心地よい"Surfin' Baby"、オススメです。
Phum Viphurit タイ🇹🇭
2017年にデビューアルバムをリリースした、タイのシンガーソングライターPhum Viphurit。タイとイタリアのハーフだという彼は1995年生まれの若きインディーポップスター。
EP『Bangkok Balter Club』収録の、"Lover Boy"という楽曲で一躍世界に名を轟かせました。
4組とも、各国のインディーシーンを代表するアーティストばかりです。まだ聴いたことがないという方で興味を持って頂けたら是非聴いてみてください。
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