阪神淡路大震災以前に浸透していた関西安全神話-ものごとを”感覚”で考えることのリスク-
震度7の大地震1995年1月17日、観測史上初めて震度7の揺れを記録した兵庫県南部地震は、約6400人の死者を出した阪神・淡路大震災を引き起こした。
震度7の地震はその後、新潟中越地震(2004年)、東北地方太平洋沖地震(2011年)、熊本地震(2016年)、北海道胆振東部地震(2018年)で計測されているが、それなりに大きな地震が頻発している日本でも数えるほどしか発生していないと考えると、その凄さが伝わるのではないかと思う。
関西安全神話を取り上げようと思った背景には自分