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AliA全通体験記①:全通は沼

来た。ついに来てしまった。
AliAがツアーをやるぞおおお!!!!!!

FANFAREで発表→公式に発表→twitterで界隈の人たち大盛り上がり

そんな流れが懐かしいぞおおおおお!!!!!!

でだ、TLを見てると全通したいけどどうなんだ?みたいな声が多く見られたわけで。
全通した前回のMeのツアーからもうすぐ1年でもあるし、せっかくなら思い出せる範囲でその記録を綴ってみようと思う。
どれだけ使えるかはしらんけど、活かせる範囲で計画を立てる参考にしてくだせえ。

全通はタカが外れる。いや、マジで。

🥚が全通を決めた理由は色々あるのだけど、大体こんな感じ。

・1か所しかチケット取らずに、その公演だけコロナで中止になったら泣く
界隈の民とリアルでも交流したい
「全通」をしてみたかった中で、主要都市5公演は強い
・元々いたNPOの仲間が全国にいるから、彼等とも久々に会いたい
卒業旅行も兼ねる
・院進組は卒論提出~入学まで時間の使い方が完全に自由だった

まあなんだ、その辺の色々な情勢やら時期やらなんやらがうまく重なった結果として全通するに至ったというわけだ。AliAの音楽をいっぱい浴びたいってのはもちろん大前提としてね。

だから、すごい特別なことになるはずだった
ずっと「最初で最後の全通」って言ってた。
なのに・・・

そうだったのに・・・

全通したことで明らかに考え方が変わってしまった

今までは
「やった!都合付く日に、近くで好きなアーティストがライブをやる!だからこの日に行こう!」
だったのが
「お!ライブあるやん?とりあえず何か所行こうかな。あそことあそことあそこは行けるし、無理すればあれも・・・」「近場で演る日は都合付けれないけど、遠征すれば参戦できるじゃん!?じゃあ遠征しよ!
に前提が変わった

ツアーを追うことの魅力。それに加えて「経験した」ことによる感覚のマヒ(ある種の成長?笑)によって、ライブがあるなら、どこでもなんでも、もはや関係がなくなる。

もう後には戻れない

つまりね、「ライブはたまにある最高の時間!」から「ライブは参戦して当たり前の欠かせない娯楽!」になっちゃうの。(もちろん個人差あるし、アーティストにとってはいいことなんだけど。)

だから、全通するならば、その後も多分全通したくなる/少なくとも遠征するハードルはぶっこわれるから、その辺の心構えはしといた方がいい。

いや、できるなら全通してほしいのよ。
素敵な音楽を沢山浴びてほしいし、それがアーティストを盛り上げることにもなるし、何よりヤバいぐらい楽しいし。

だから、してほしいんだけど、1回するとその後も金も時間もどんどん飛ぶぞ?
その覚悟(?)はもっといた方がいい。それだけは声を大にして言いたい。1回だけの参戦じゃ満足できない体になっちゃう。
現に福岡公演への参戦を見送ることに涙が止まらない。

全通を経験したからこそ伝えたい魅力①:ライブの進化

さて、最初に全通するなら覚悟しろ!って感じのネガキャンに近いことを書いたわけだが、それはあくまでも「現実的」な話。
全通はマジで楽しい。

だからその魅力を伝えて行こうと思うのだが、最初はやっぱりライブそのものの楽しみ方の話をしたい。これはどちらかというと、「全通」というよりも、ツアーを「複数公演回る」魅力かもしれないけどね。

①曲の進化
曲って進化するのよ。
演者は技術や魅せ方をブラッシュアップする。
ファンはライブを重ねるに連れて、みんなで一緒にノルにしても、自分なりに楽しむにしても、その形を見つけていく。
するとね、同じセトリで、同じツアーでも、いい意味で最初と最後で同じ曲だと信じられないぐらい変わる。恐ろしい。

だからといって、最初のライブがダメってことは全然なくて、最高だったはずのライブが、曲が、霞むぐらいにバンドも曲も成長して、最高峰を更新し続ける。
ツアーを追えば追うほど、あるいは参戦する回の間隔が空けば空くほど、その進化を感じられる。
だから、1回だけ参戦するツアーと、複数参戦する(特に全通する)ツアーとでは、楽しみ方が全然変わってくる。その最たる例が曲の成長ってわけ!

②自分なりの楽しみ方を見つけられる
初めて見て感動する演奏や演出。その楽しみは何回参戦しても1回限りのもの。「初見」は初見で本当に偉大だし、その「1回きり」を大切にする楽しみ方もそれはそれで本当に素晴らしい。
記憶を消して、感動したゲームをもう一回やりたい、泣いた映画をもう一度見たいと思う時ってない?
あんな感じ


でもね、「知ってる」からこその楽しみ方があるわけよ!
良くも悪くもステージの見え方って、整理番号とかの運で決まるじゃん?
特にAliAみたいな大所帯のアーティストとか、照明の演出に凝っているバンドとかは、本当に距離や視角によって見え方も印象もすごく変わるのよ。(実はこの話は博物館学の専門知にも通じるものだったりもする。)

もちろん、ライブはどこでどう見ても楽しいし、場所によってその体験の価値が変わるわけじゃない
でもね、複数参戦するならば「今日はこの角度で見よう!」とか、「今日は前に見れなかった〇〇をしっかり見るぞ!」とか、本当に色んな楽しみ方ができるのよ!
わっと驚かされる、感動する/楽しすぎる演出って、それが良すぎるがゆえに見落としてしまう良さもあるわけで。
その辺を思うがままに、全てを余すことなく回収して楽しめる
それはそれで本当に最高なわけだ!

(個人的にはユートピアでやめりなの絡みを見るのも好きだし、その後ろのたくとさんの変顔を見るのも好き。どっちも見るのは大変。そんな話。笑)


全通を経験したからこそ伝えたい魅力②:仲間

全通の良さはライブだけじゃない!
言ってしまえば連続で旅行するわけだから、各地の観光とか美味しい物とか、地域の魅力も堪能できるわけだけど、それは予算と時間によるから個人差がある話。

でもね、それ以上に大きいのが仲間たち。
全通仲間と「また明日!」「また来週!」って別れるのって、上手く言えないけどものすごくいいものなのよ!

「SNSでFFだけど話したことなくて不安」
とか
「絡みある界隈の人たちが羨ましい」
とか

そういう声をよくTLで見かけるのだけど、やっぱり一回会ったことあるかどうかはデカい
そして、🥚の感覚だと、初対面では全然喋れないけど認識だけはして、その後からTLで絡んだり、次の現場でめっちゃ話して仲良くなるってケースはものすごく多い

さらによ?
FANFAREだったら最速先行とかミーグリの関係で、「Twitterで見たことある人」が周囲に誰もいないことの方が珍しいし、終演後にはFANFARE民しかいない。
FANFAREじゃなくても、入場までの待ち時間や、入場後の開演までの時間に誰か顔見知りがいればそこから輪が広がっていく
そしてAliA愛や余韻でバカみたいに盛り上がる。
箱周りでも、二次会の飲食店でも、もちろんSNS上でも。

ほんでもって、全通民はいつでもいる。
一匹狼にさえならなければ、物販や入場を待っている時に自ずと話す機会も、顔見知りになる人も増える
ネタバレ防止でSNSに書けないような視点や感想をぶつけ合える。
明確ではなくても、なんとなくの仲間意識が芽生えてくる・

するとどうだ。
全通の楽しさが爆発的に跳ね上がるし、親しい人も増えていく。
そして気が付いたらAliA沼から抜け出せなくなる。笑

もちろん、実際に会ってみんながみんな仲良くなるってことはないだろうし、界隈によってはそもそもありえない話かもしれない。
けど、AliA民は基本的に優しくて暖かい。気が付けば輪に入って行けるし、新しい輪が色んな所で生まれている。
こんないい環境ってなかなかない。

そして!そんな仲間たちと思う存分に楽しめるのが全通の楽しさでもあるわけだ!

よく🥚は顔が広いって言われるけど、そうじゃない。
全通してわいわいしてると、自然と界隈の輪が広がるし、その分コンテンツとしても、ファンとしても盛り上がるよねってだけの話なのさ。

締めの一言。笑

さて、語り出すとキリがなくなるからこの辺で区切るけど。
こんな感じで全通ならではの魅力って沢山あるし、それがAliAというバンドだからこそ、AliA好きで集まった人たちだからこそ、全通の楽しさだったり、楽しみ方は爆発するのだ!

じゃあ実際に全通するならどれだけコストかかるの?って現実的な話とか、各箱や公演の話は需要があれば別途書く。

とにかくツアー楽しみだし、みんなで楽しもうぜ😎