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きっと繊細な人なのだろうな? ストレイテナー、秦基博さんのカバー「鱗」(うろこ)

【きっと繊細な人なのだろうな? ストレイテナー、秦基博さんのカバー「鱗」(うろこ)】

こんにちは!

梅雨が明けて、いよいよ夏まっさかりですね!

いかがお過ごしでしょうか。

京都では、ちょうど祇園祭りのシーズンとなっています。

昨年は、祇園祭の山鉾を見ながら駅へと向かい、炎天下のなか私は名古屋へ、槇原敬之さんのコンサートへ行ったことを思い出しました。

というわけで、今回は「夏」をテーマにした曲をご紹介します。

今回紹介する楽曲。

出会いはラジオでした。

というのも、実は私、

スマイリー原島さんのラジオ番組が好きなんです!

以前、、

FM愛知で音楽ライターの小杉之子さんと一緒にやっていた深夜の音楽番組「ムーンドッグアワー」を、毎週かかさず聴いていました。

最初は、小杉之子さんの音楽に対する真摯な姿勢に惹かれて聴いていたのですが、

しだいに、、

スマイリー原島さんのマシンガントークがやみつきになってしまい、はまってしまったのです!!


残念ながら、この番組は終了してしまいましたが、、

いまは、ラジコのプレミアム会員になって、スマイリー原島さんが FM熊本でやっている音楽番組「FMK レディオ バスター」を聴いています。

それで、数年前、

「FMK レディオ バスター」を聴いていたとき、
スマイリー原島さんがストレイテナーの曲をかけていました。

「何ていい曲なんだ!」

その曲は、私の胸に響きました。

そして、すぐに京都のタワレコへ行き、CDを購入しました。

それは、ストレイテナーの「鱗」(うろこ)。

この曲は秦基博さんの曲のカバーです。

そして、

ストレイテナーと秦基博さんのコラボシングル「灯り」のカップリングとして収録されていました。

それにしても、、

普通はラジオ番組ではシングル曲をかけませんか?

それをカップリング曲をかけるところがスマイリー原島さんのいいところなんです!

シングルとか、カップリングとか関係なく、自分の琴線に触れた曲をかける。

そんな音楽に対する誠実な姿勢が信頼できるのです!

この日も、シングルとかカップリングとか、そんなことは一言も言わずに、ストレイテナーの「鱗」をサラッとかけていました。

さすがスマイリー原島さん!

カッコ良すぎる!!


〈 スマイリー原島さん 〉


この曲を聴いた、私の感想ですが、、

なんというのだろう。

ストレートなギターサウンドの中にも、どこかせつなさが散りばめられているような、、

曲に秘められたエモーショナルが聴く者の胸に染み込んでくるのです。

そして、、

激しいギターポップでありながら、

この曲をカバーしようと思ったストレイテナーは、きっと繊細な感性をお持ちなんだろうなと感じました。

オリジナルの秦基博さんのバージョンは、ピアノが印象的なややスローな楽曲なんですが、

ストレイテナーのバージョンは、テンポをあげてギターポップなバンドサウンドのアレンジになっています。

バンドファンにはたまらない!

せつない気持ちが込められたサビを、力強く歌われると胸がグッと来ます。


サビの歌詞は次の通りです。

君に今 会いたいんだ 会いに行くよ
たとえ どんな痛みが
ほら 押し寄せても

鱗のように 身にまとったものは捨てて
泳いでいけ 君のもとへ 君のもとへ
それでいいはずなんだ

繊細な歌詞ですよね。

このような繊細な歌詞を力強く歌うところが、胸に響くのです。

ストレイテナーのバージョン、ぜひお聴きください!

〈 ストレイテナー,   鱗 (うろこ) 〉


次に、

オリジナルの秦基博さんのバージョン。

ストレイテナーのバージョンより、ややスローでピアノが印象。

そして、

シンガーソングライターの秦基博さんがせつせつと歌い上げていきます。

さすがオリジナル。

こちらも味わい深い。

次の歌詞を見てみてください。

季節の変り目は  曖昧で
気づいたら  すぐ過ぎ去ってしまうよ
まだ何ひとつも  君に伝えきれてないのに

夏の風に  君を呼ぶ 
乾いた声   消されぬように
あふれそうな  この想いを
もう  ちぎれそうなくらい
叫んでみるんだ


なんて詩的な歌詞なんでしょう!

きっと秦基博さんは、繊細な方なんだろうなぁ、と想像しています。

そして、

ストレイテナーのボーカルのホリエアツシさんが、秦基博さんやこの曲の繊細さに共感して、カバーされたのでしょうか。

秦基博さんのバージョンですが、オフィシャル you tube で、MV (ミュージックビデオ) が公開されていますので、ぜひご覧ください。

こちらになります。

〈 秦基博,   鱗 (うろこ) 〉


深い森の中で秦基博さんが歌っている映像。

そんな中、羽衣をまった天女のような女性が泳いでいる映像が挿し込まれます。

神秘的で不思議な映像。

そして、内面的な歌詞。


この曲、季節でいうと夏がテーマですが、秦基博さんのバージョンは秋の雰囲気も似合います。

ストレイテナーのアップテンポなバージョンは強く夏の香りがしますので、

ストレイテナーのバージョンを「夏」に、秦基博さんのバージョンを「秋」に聴いてもいいかもしれません、

というか、

季節に関係なく、1年中聴きたい名曲です。


というわけで、

ギターサウンドでアップテンポなストレイテナーのバージョン。

イントロのピアノと弾き語りが印象的なスローな秦基博さんのバージョン。

どちらも違う味わいがあり、せつなさが伝わってくる、素敵な楽曲に仕上がっています。

最後に、

もう一度、両方へのリンクを貼っておきますので、どちらも何度でもお聴きください!

それでは、また!


〈 ストレイテナー,   鱗 (うろこ) 〉


〈 秦基博,   鱗 (うろこ) 〉


■ 執筆者 : 松岡 学


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番組ではジャンルを問わず、お互いの琴線に触れた音楽をお届けしています。

このときの配信では、

ストレイテナー 「鱗」
八神純子 「みずいろの雨」

について語っています。

ぜひお聴きください!


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