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子どもに主体性を持たせる簡単なスケジューリング

ピアノの練習もしてほしいし、
学校や塾の宿題もある。
でも本人はゲームもやりたがってるし、
でも親としては読書もしてほしい。


高学年~特に中学生くらいになると、
自分はどうしたいのか?どうするのか?
(主体性)を持てず、友達に流されがちな
(少し違う意味での協調性)
子どもを見かけるようになります。
(特に女子に多いかも?)

するとテスト前なのに、だらだらしていたり、
携帯をずっと見ていたり、LINEが鳴りやまなかったり・・

ひとりになる、もしくは、ひとりだけ違う意見を持つことで、
仲間からはずれはしないか?という不安感を抱えていると
感じます。
よく理解できます。

学校なんて社会は狭いので、もちろん、学校は、
社会に参加した時の下準備をしているのですが、
そんな友情は、環境が変われば
何十年と続くわけではないのです。

と、言ったことを、小さい子や若い子にゆったところで、
年月が経過しないとわからない。

で、小さいころから、主体性を身に付けつつ
(自分でスケジューリングしつつ、のように
錯覚しつつ)親の意向を最大限に取り入れる、
簡単な方法をひとつご紹介します。


こんなカードを作ります。↓

やってほしいことを書くだけ

1.まず、子どもと、何をやらないといけないのか、
話し合います。

2.ゲームも漫画も入れてください。
もちろん外遊びも、友達との遊びも。

3.高校生以上なら、自分で大人と同じようにできるなら
必要ありませんが、できないなら、カードにするか、
書かせるかして、作成します。

4.ネットで可愛いイラストをチョイス。
印刷して画用紙などに貼り、カードにします。
塾の勉強、学校の宿題は、2枚作るといいと思います。

そして、子どもに、自分で順番を決めさせます。
遊びなどは、もしかしたら我慢しなくてはいけない日も
出てくることでしょう。
でも、やることばかりではなく、我慢も主体性。
自分で決めることに当てはまります。


少し大きな子どもでも、イラストがある方が
視覚に訴えやすく、いいと思います。


イラストを描いてもいいし、コピーでも何でもいいので、
最初だけ、少し手間をかけることで後が楽になります。

飽きてくることもあると思いますが、
そしたら、イラストを変えたり、自分で作らせたり、
工夫してください。
カードを派手に並べたり、箱にしまったり、
要はメリハリをつけます。

可視化は、とても大切なことだと感じています。

口頭での指示は、「うるさい!」「めんどくさい!」を
作りがちで、言う方もイライラしてきます。

*補足ですが、ゲームなどは時間を決めたら、
タイマーを、終了時間の5分速くセットしておきます。
子どもに内緒で。自分の心の余裕のために。


自我の強い子も、流されがちな子も、
どちらにも使える簡単な方法です。

少しの手間を惜しんで、先で後悔しないように、
良いと思われることは全て試すのが大人の役目。

ぜひ試してみてください。

これで、少し多動だった子どもや、
だらだらと過ごしてしまう子が、
やらなくてはいけないことを理解し、
前に進み始めています。

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