最近の記事

珈琲を一杯

おそらくカフェイン中毒なんだろうというくらいにコーヒーを飲んでいた私 朝食後、出社後、昼食後、午後3時、夕食後、寝る前 自分でドリップしたもの、コンビニのカップのもの、缶のもの 正直なところコーヒー好きの方には叱られるであろうくらいには節操なく、適当なコーヒーも飲む 夫はコーヒーが苦手だ というよりもすぐに胃を痛めるらしく、甘いものと一緒に嗜む程度である だからカフェに行ってコーヒー一杯と夫の紅茶や甘い飲み物を注文し、なぜか口直しにコーヒーを一口二口奪われる おい、それ私

    • 子育てで初めて涙した日

      昨年の桜は大きなお腹を摩りながら見た。今年は小さな我が子を膝に抱きながら桜を見上げる。 先日、子育てしていて初めて涙した私。すくすく育つ我が子の成長を感じる一瞬があり、なんだか込み上げてくるものがあったのだ。 正直あまり悩まずにここまで来た子育て。少し苦手な事があっても個性だろう、と良い意味で焦る事なく今までやってこれている。と、思っていた。 でも、その一瞬。ほろりと来た自分になんとも形容し難い気持ちになった。 嬉しい やっぱり他の子と比べて焦ってた? いや、ただ単に成長

      • 親への感謝状

        子育てに奔走している今、時折ふと思う。 自分の親はどんな思いで子育てをしていたのか。 毎日わんぱくになっていく子供は、新生児の頃に比べても着替え一つとっても時間がかかる。寝返りができるようになった上、周りへの興味が出てきているのでおしり丸出しのまま、コロンコロンしてるのは日常茶飯事。オムツを替えようとすれば、必殺かかと落とし。哺乳瓶をえいっと叩かれることもしばしば。 我が家は夫婦で育休中のため、そんな子供の様子を笑っていられるのだけれども、そんな我が家でさえ悩む時はある。

        • 子育て雑感

          息子が5ヶ月になった。 母ちゃんは一つ歳をとった。 毎日コロコロ表情が変わって、時々驚くくらいなんだけれど、少しずつ少年に向かっているんだね。少し大きく、髪の毛もフサフサで産まれてきた息子。月齢の割に大人びて見えるから、余計に「少年」なんて思ってしまうんだ。 いつか歩けるのかな?いつか木登りとか虫取りするのかな? いつか遊んでくれなくなるのかな? 離乳食でベタベタになった顔や手や服を拭きながら、お母さんはあなたが少年になっているだいぶ先のことを考えています。 きっとあっ

        珈琲を一杯

          うちの猫(こ)

          写真の子は別の猫 健気なうちの子 人間の子がやってきた時、泣き声に怯えて苛立ち夜鳴きを始めた 決してその子を攻撃することはない 近所の野良がご飯をもらいに来る時、律儀に挨拶してから自分はふらっと出て行く 野良がご飯を食べやすいように きっと我慢していることもあるんだろうなぁ でも時々すり寄って、撫でて欲しそうにするね 毛布の上に気持ちよさそうに眠っているね あなたの家はここ 私はあなたのお母さんになったつもり ぜひ我慢しないで長い生きしてほしい 来世は同じ種族で生

          うちの猫(こ)

          お誕生日おめでとう

          39年前の秋に私は産まれた。 今とは違ってデジカメの無い時代。実家には沢山のアルバムがあって、何気ない日常の写真が沢山残されていた。 特に小学校に上がるまでの写真。 写っているのは食べてるところ、寝ているところ、ただ歩いているところ。 子供の頃にその写真を見ても何も思わなかったけど、私自身が親になってやっと意味がわかった。「私愛されていたんだなぁ」と。 子供の何でもない行動が愛おしくて、ついスマホで写真を収めている。 顔の見えない後ろ姿だって愛おしい。 きっとあの時の

          お誕生日おめでとう

          時間は有限だ

          まもなく30代ラストの歳を迎えます 今、日本の女性の平均寿命は87歳でそろそろ人生の折り返しが見えて参りました 私は結婚が30代半ばで所謂高齢出産でした 色々な意味で時間が有限である、と言う当たり前を痛感するのです サラリーマンであるが故に雇われる年数の折り返しが見えて来た 家を買うかどうかのタイミングが見えて来た 出産可能な年齢の残りが見えて来た 産んだら今度は授乳の終わりを考え始めた 若い頃はただ夢中で将来を夢見るだけだったのに、40代が見えてくると急にあらゆ

          時間は有限だ

          息子へ

          あなたがお腹にいるとわかった時、ああやっぱりと思う気持ちと、え本当に?と疑う気持ちと、そして本当に無事に生まれてくるだろうか、と心配する気持ちで両手放しでは喜べなかったのが本当のところです 所謂妊活を始めて1年半程何もなく、まさか自然にあなたがやってきてくれるなんて思いもしなかったので、検査薬にラインが出たところで到底信じ難いのは仕方ないとも思います それでも病院に行って小さな小さなあなたの姿が見えた時、やっと実感が湧いてきたのと同時にピコピコ動く心臓にホッとしたのを覚えて

          物件探しが止められない

          夜な夜な物件探しをスマホでやっている。しかも1Rから2DK 辺りの独り暮らし物件。 同時にミニマリストの暮らしぶりや、収納の記事なども見る。 結婚して子供も授かり、近々3人+一匹の暮らしが始まる。 それでも物件探しが止められない。 当然現実的な3LDK も探すけれど、独り暮らし妄想は止まない。 これはきっと旅行に行きたいとか、留学してみたい、とか。そういう楽しい夢物語の妄想なのであって現実的に動くことはないのだ。これから先の新たな暮らしも見なくてはいけないけれども、独り

          物件探しが止められない

          一人を楽しむ

          私は昭和50年代生まれのアラフォー。ただいま妊娠後期。しかも初産。周りの友人たちは小学校入学を控えた子供や、中学生の子育てをしている このコロナ渦と高齢出産とで妊娠報告は身内、職場、取引先。友人は限られた人にしかしていない。その友人達に言われるのが「産まれたら大変だから、今ゆっくりしな」と。 母には一人の時間なくなるからね、と強く言われ今まさに一人を謳歌している次第である。 一人でふらっと飲みに行くことも、旅行に行くこともこれから10年は出来ないと思うと寂しいが、あと僅な

          一人を楽しむ