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「妹背山婦女庭訓」六月大歌舞伎

襲名の祝幕の登場が意外に短いことが観劇して分かりました。昼の部は三つ目「妹背山婦女庭訓」が新 時蔵さんの襲名披露狂言です。

当たり前かもしれませんが祝幕はそこまで出てこない。待っていたら5分前のブザーが鳴ってから上手から引かれてきました。急いで記念撮影しました。

終演後も登場したので、ヘッダーは帰り間際に二階奥から撮影した写真です。歌舞伎座の内装カラーに馴染んでます。見ることができてよかった。

さて、その「妹背山婦女庭訓」三笠山御殿の場。

新 時蔵さんは初役だそう。四代目五代目の時蔵さん方も襲名披露で演じたお役と知りました。とっても可憐でした。びっくりしました。梅枝時代のイメージを一掃してしまった。

劇中に襲名口上があり、仁左衛門さん、新 時蔵さん、新 梅枝くんの三人並んだ姿を見ることができました。この日は口上中にハプニングもあって、三人の笑顔を見ることができました。

また、イジメる官女たちが’小川家’の皆様という趣向も面白かったです。

何度か拝見してきた演目で、初めて観たお三輪は福助さんでした。妹背山婦女庭訓が壮大な話で付いて行けなかった思い出です。今でもあらすじと睨めっこ(笑)

それでも「お三輪」という少女の一途な恋心は、毎回のように胸が苦しくなります。

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