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運命学を、どうとらえるか?

天職とは、あなたにしかできない天職のことです。
 
たとえば、いきなり経験のないフランチャイズのラーメン店を開業されても、それに適応できる人もいれば、できない人もおられます。
適応できなければ、我慢して続けるか、結局は止めてしまうことになりかねません。
 
しかし、前もって、あなたの本質や才能、そして、あなたの仕事に対する価値観をご存じであれば、それを事前に回避させることが可能になります。
 
もう少し突き詰めて言えば、あなたには「もの」を売る才能があるのか、それとも「知識」を売る才能があるのか、もっといえば「食」に関わる才能があるのかないのかがわかっていれば、確信を持って準備でき、スタートすることができるのです。
 

ロボット犬「AIBO」の生みの親でもある土井利忠さんこと、天外伺朗さんは、ご著書で次のようなことを書いておられます。
 


物理学の先端に量子力学(素粒子の物理学)というのがあります。
これは、アインシュタインの相対性理論と並んで、現代物理学の柱になっています。
 
この量子力学という分野を拓いて発展させた3人の科学者、ニールス・ボーア、ヴェルナー・ハイゼンベルク、エルヴィン・シュレディンガーたちは、奇妙なことに気づきました。
 
素粒子の物理学を研究していくと、驚いたことに、はるか昔から東洋哲学で教えられていることに、どんどん接近してしまうのです。
 
その結果、ボーアは後半生を、中国の「易経」の研究に没頭しました。
ハイゼンベルクは、インドのタゴールに「インド哲学」を学び、その内容が量子力学の真髄に通じていることに気がつきました。
 
シュレディンガーも、著書の中で、量子力学の基礎になった「波動方程式」が、ヒンドゥー教の経典である「ヴェーダ」の諸原理を記述している、と語っています。
 
3人とも、ノーベル賞を受賞した、科学史に名を残す科学者ですが、研究を極めていった結果、東洋哲学との共通点にたどり着いたのです。
 
           ※『「超能力」と「気」の謎に挑む』 より
 


これは、もはや、はるか昔の人々が考えていたことが、科学的ではないどころか、今の科学を超えていたと言わざるを得ません。
 
ここで言う「運命学」とは、古代中国の賢者の叡智を集大成した理論体系で、言わば分類学に属します。
占星学と言っても【西洋占星術】のように、天体をホロスコープにして分析したりはせず、いったん天体の動きを暦に置き換えて判断します。
 
この「運命学」を、世間では「占芸」と言っていますが、本来は「占道」という学問です。
いわゆる「当たった当たらない」で、一喜一憂する占いではありません。
「運命学」とは、おのれを知り尽くすための学問だと言えます。
 
 


経営コンサルタントの神田昌典さんも、ご著書でこうおっしゃっています。
 
「億万長者は、占星術を信じない。しかし、…大富豪は、活用する」
 
一時的に億万長者になるくらいなら、理屈だけでもできます。
しかし、継続的に、成功し続けるという大富豪レベルとなると、理屈を超えた世界で判断しているのです。
 
         ※「なぜ春はこない?」 実業之日本社刊より
 



実際に、この「運命学」をビジネスに応用して、軌道に乗せておられる方が後を絶たないのも事実です。
 
こういう言い方がいいかどうかはわかりませんが、一般のサラリーマンのような人たちは、それこそ検証もしないで「そんなの迷信だ!」と決めつけていますが、そういう人たちが会おうと思っても会えない経営者は真剣に信じ、取り入れているということなんですよ。

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