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占い的辛口恋愛講座:12

『占い的辛口恋愛講座』は、武蔵野算命塾のnoteのコラムの中でも、ご好評いただいているシリーズなのですが、前回『占い的辛口恋愛講座:11』から、まただいぶ期間をあけてしまいまして、、『占い的辛口恋愛講座:12』を書かせていただきます。


今回は、算命学らしく、宿命についてのお話をしたいと思います。

宿命というのは、自分が望んだわけではなくても、生まれた時に背負ってきたものです。
その原因は、先祖であったり、両親の結婚であったりします。
自分たちがよくないパターンで結婚していると、必然的に生まれてくる子供が背負ってしまう苦しみを、ある程度、予想できることもあります。

「苦しみ」と言いましたのは、必ずしも苦しいわけではないのですが、「いわゆる世間一般に考えられている平均的な結婚生活があるとすれば、その通りにやろうとすれば辛いですよ」という意味です。
「ノーマルな結婚生活を望めば凶」ということですから、「アブノーマルな結婚生活を送れば吉」ということになりますが、普通の人は「アブノーマルな結婚生活」なんか、あらかじめ思考の範囲内に入っておりませんので、わざわざ望む人はいないでしょう。

この「アブノーマル」というのは「普通の人とは違う」という意味で、「変態」という意味ではありませんので、ご了承願います。

しかし、こういうことを考えますと、結婚というのは「好き」だけでできるものではないということがわかると思います。
「好きだけではできない」というのを、皆さんがどう考えるかはわかりませんが、常識的(実際は、なかなか常識的ってないのです。。)に出会って、きちんとお付き合いをして、親に理解してもらい、周囲から祝福してもらった結婚であれば、そのような宿命を抱えることは、まずありません。

「常識的」というのは、「出会って、きちんと相手を観察したうえで好きになって、(大きなお世話かもしれませんが)好きになって結婚を意識したから肉体関係をもって…という感じです。
このどこかがズレていると、例えば「相性も悪いのに、いろんな(?)理由で結婚してしまった」あるいは、「出会って、相手のこともよく知らないのに、すぐに肉体関係をもって、子供ができてしまった」などがあれば、「常識的ではない」ということになります。

算命学の六親法を使うと、過去6代・未来6代を知ることができます。
ある人の生年月日がわかれば、両親の生年月日はわからなくても、(性格というよりも)父親・母親としてどういう人であったのか、大まかに知ることができます。

実際に、ご相談にこられた方に、このことを話すと「両親の生年月日も教えていないのに、どうしてわかるんですか?」と実に不思議がられます。
透視をしているわけではありませんよ。
生年月日を命式というデータに直すと、あなたの生年月日の中に隠された両親のデータを読み取ることができるのです。

そういう意味では、人は生まれてきた日そのものに意味があることがわかります。
なぜなら、1日でもズレたら、そこから読み取れる両親像はまったく違ったものになるからです。
そして、命式から両親の結婚がアブノーマルであったということもわかります。
算命学では「結婚は自分たちだけのものではない」とよく言いますが、それはこういうこともあるからなのです。

さて、今回こういうことをお話しましたのは、実は「(誰と結婚しようと)相性に関係なく、離婚の危険性が高い」という宿命を持っていらっしゃる方がいて、結婚をするときに親を通じて注意点をお伝えしたのですが、「そんな迷信みたいなことを!」と一笑に付されたのですが、その方から「離婚を考えています」という、ご本人の言葉を借りれば「迷信通り(?)」の展開になって、ご相談にこられたという事例があったからです。

こういう方は、それでも幸せになれる生き方や結婚もあったのに、今ご相談に回答することはできても、時計の針を元に戻すことはできないのです。
「注意1秒ケガ一生」を、まさに地で行くような人生になってしまいました。

この方が注意を聞いてくれていたら。。
この方の両親が正常な結婚をしていたら。。
と、つい考えてしまいます。

結婚についての宿命は8パターンあります。
「これに当てはまっている人がいたら。。」と考えますと、果たしてお伝えすることがいいことなのか、悪いことなのか考えてしまいます。
ですから、具体的な話については先に譲りますが、次回はこのパターンの大まかなお話をしたいと思います。

(なるべく早く書きますね)

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