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「いつも」の子供の声は、大人の元気の魔法

1週間に1度の出社日。普段より眠気を感じながら車を走らせる。

小学生たちが元気に登校してる。

いつもの風景。
こころなしか帽子をかぶった小学生たちは楽しそうだ。るんるんしてる。
それを見守る保護者や通学ボランティアの人たちも、いつにも増してなんだか楽しそうだ。

気のせいかな。普段よりみんな少し浮かれて、笑顔が多い気がする。

小学生たちがえっちらおっちら歩いている間に、私が運転する車はすぐに小学校を通過する。

小学生たちの姿が見えなくなってから気付いた。

あぁ、今日は始業式か…。

「いつも」だと思っていた風景は「いつも」ではなく、「久しぶり」だったらしい。在宅勤務だったから、気付かなかった。

普段より家で過ごすことが多かっただろう夏休み。

久しぶりに友達に会ってるんるん嬉しいのは当たり前だ。
そんな楽しそうな子供を見守る大人が、思わず頬を緩めてしまうのも当たり前。

当たり前に楽しそうな光景に、私の胸まで温かくなった。

これを書いている今は、どこからか始業式帰りの小学生たちが元気に遊ぶ声が聞こえる。

どんだけ体力あるんだ…と思うほど、さっきからずっと野球やらサッカーやらをしてはしゃいでる。
明日は台風だから、今日思いっきり遊ばないとね。

元気をもらうなあ、子供の声は。
未来は明るい、そんな大げさなことまで感じてしまう。

今日も明日も、明後日も、みんな笑顔で過ごせますように。

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