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村山研究室が取り組むSDGs


村山研究室が考えるSDGsとは
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。
17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。
村山研究室では、このSDGsをもっと身近に視点を置き、身の回りの持続可能な仕組みづくりを考えることとして活動に取り組んでいます。
例えば教育です。
みんなが分け隔てなく楽しく夢中になって学ぶ意欲を掻き立てる仕組みづくりに取り組んでいます。
その一つがブランチキャンパスです。
学生たちが自分の得意分野を中学生や高校生と一緒に学ぶ空間づくりをしています。
次に交通です。
悲惨な事故が後を経たない状況を新潟県警察と一緒に解決していくことに挑戦しています。
これもSDGsの目標に関連した取り組みとなります。
そしてウェルビーイングに向けたとりくみもあります。
これまでに新潟県内の各地を巡り、たくさんの方々と触れ合いながらウェルビーイングについて調査をしてきました。
私たちが考えるSDGsとは、分野を超えて様々な人たちと関わりながら、ウェルビーイングに向いてっていくことの手段のひとつということです。


ウェルビーイングな社会を目指して


SDGs目標4:質の高い教育をみんなに
ブランチキャンパス

出雲崎高校でのブランチキャンパス(2024年5月24日)


SDGs目標4:質の高い教育をみんなに

オンラインで日本と南アフリカの子どもたちが交流
新潟市朝日保育園(2024年6月4日)

SDGs目標3:健康と福祉
交通事故のない社会へ

早めのヘットライト点灯の呼びかけ(2024年5月20日)

SDGs目標3:健康と福祉
子どもたちの健やかな成長と健康の支援

子どもの体力測定(2020年6月4日)


SDGs目標11:住み続けられるまちづくり
官学民の協働によるSDGsの実現

私たちはこれまで、様々な自治体と一緒に活動してきました。地域をデザインするためには行政のチカラが必要だと考えているからです。そして



FM-NIIGATAに出演中

FM-NIIGATALecture on SDGsおしえて村山先生!
毎週金曜日14時30分頃から放送しています。
2021年4月にスタートして、身近な話題を題材にパーソナリティの上村知世さんと一緒に楽しく分かりやすい内容で時間が流れます。


パーソナリティの上村知世さんと村山准教授
(2021年3月29日)

身近な話題で楽しくSDGsを深める

本田教授も出演
新潟大学理学部の本田先生も出演しました。気象の視点から持続可能な地域を考える時間となりました。


第2回新潟SDGsアワードで奨励賞を受賞しました
「住民と学生が主体となる“まち・生活・交通の安全な未来づくり”」
この取組は、村山研究室の学生と出雲崎町の高校生が交流する仕組みづくりです。
交通事故予防に関するワークショップや教室などの実施を通じて、地域住民の交通安全意識を啓発する活動です。
取組を推進するため、村山研究室、出雲崎町、新潟県警、日産自動車の4者と協力し、地域住民の活動支援や地域との交流イベントの企画などを行っています。様々な関係者を巻き込みながら安心安全で持続可能な地域づくりを目指す点などが評価され、このたびの受賞となりました。

新潟日報メデイアシップて開催された授賞式(2022年3月21日)




カルビーと粟島の取り組み



トキエアの取り組み



SDGsふれあいフェスin上越妙高







妙高市の取り組み

妙高市は「誰一人取り残さない」というSDGsの考えを取り入れ、同市の強みである「自然(=環境)」を守りながら、「経済」、「社会」との好循環を生み出す取り組みを加速させることにより、人と自然が共生する持続可能なまち「生命地域妙高」の実現を目指してまちづくりに取り組んでいます。
村山研究室も妙高市の取り組みに賛同し、共に活動を続けています。

SDGs未来都市妙高普及啓発フェア(2023年2月19日)

妙高市SDGs普及啓発実行委員会
妙高市は2021年にSDGs未来都市に選定されています。
全市的なSDGs普及啓発や資源循環型社会の構築を目的に、2022年5月には「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」も設立され、県内では初めてとなるSDGs推進条例も制定されました。
産官が連携した取り組みが評価されて第3回SDGsアワードにおいて奨励賞を受賞しています。

妙高市SDGs普及啓発実行委員会
(2023年5月15日)
実行委員会の様子
(2023年5月15日)


妙高市SDGs普及啓発実行委員会と市役所みなさんとのチーム
(2024年5月16日)
実行委員長の村山准教授(2024年5月16日)

新潟SDGSアワードで妙高市SDGs普及啓発実行委員会が受賞
「一般社団法人 地域創生プラットフォームSDGsにいがた」では、SDGsに対する理解や取り組みの深化を図るとともに、県内の経済、社会、環境により良い好循環が生まれることを目的に新潟県内での企業、団体、個人によるSDGs関連の優れた取り組みを表彰しています。

3回目は、大賞1件、今回より新設された経済・社会・環境の部門ごとに優秀賞、奨励賞と、食の新潟国際賞財団特別賞を審査会において審査した結果、昨年5月に設立された「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」の取組が高く評価され、社会部門において奨励賞を受賞しました。


第3回SDGsアワードで妙高市が奨励賞を受賞
3回目SDGsアワードでは、大賞1件、今回より新設された経済・社会・環境の部門ごとに優秀賞、奨励賞と、食の新潟国際賞財団特別賞が設定されました。審査の結果、2022年5月に設立された「妙高市SDGs普及啓発実行委員会」の取組が高く評価され、社会部門において奨励賞を受賞しました。

にいがたSDGsアワード表彰式にて
(2023年3月21日



村山准教授がSDGsにいがた次世代共創コーディネーターに就任しました
2024年6月、村山准教授がSDGsにいがた次世代共創コーディネーターを拝命しました。
SDGsにいがたとは、新潟県内でそうした動きを促進する地域創生プラットフォームです。
SDGs関連情報を発信し、企業、自治体、教育・研究機関、各種団体、地域のネットワークを広げ、セミナーを実施しながら、それぞれがそれぞれのSDGs課題に取り組めるよう後押ししています。
次世代共創コーディネーターとは、SDGsにいがた高校生分科会と大学生分科会の持続可能な取り組みを支援しみちびく役割を担います。




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