南アフリカと日本の子どもたちのオンライン交流会
オンライン運動会
2019年、コロナ禍によって子どもたちの運動不足や体験不足が社会課題となったとき、私たち村山研究室ではオンラインを活用して、まだあったことのない地域の子どもたちと運動会で交流する仕組みをつくることにしました。
当初は慣れないオンラインの仕組みと不慣れな運営、不安定な通信環境に苦労しました。
何度もリハーサルして、それでも当日は失敗の繰り返しでしたが、少しずつ良い運営ができるようになってきました。
その活動はNHKや新聞などメディアにも多く取り上げられ、取り組みの大切さを私たち自身も感じることができました。
テーマは食と農
そして今回は南アフリカの子どもたちとの交流です。昨年度は内モンゴルの幼稚園と日本の保育園をオンラインでつないで交流会を開催しましたが、その時は内モンゴルに私たち研究室の学生たちが出向いて対応したので上手くいきました。
しかし今回は南アフリカ側には日本人はいません。
日本側にいる南アフリカの留学生が頼みの綱です。
学生たちも一生懸命に英語を使って現地の先生方と進行していました。
よく頑張りました。
さて、日本と南アフリカの時差は7時間30分。
日本が15時00分で南アフリカは8時30分にスタートです。
日本の子どもたちは笠木保育園の松組と竹組のみんなが参加です。
植える苗は赤のパプリカと緑と黄色のピーマン、南アフリカは人参やトマトの苗をそれぞれ植えました。
苗を植えるだけでなく、それぞれの国の子どもたち好きな食べ物はなんですか?とか質問しあったり、お互いの国の言葉で挨拶したり、きちんと交流もできました。
野菜が育つと共に子どもたちも一緒に成長し、それを違う国の子どもたちと確認しあう時間が続きます。
こういう経験が子どもたちにとって良い影響になればと思います。
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