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求人広告からもたらされた、経営者としての気付き

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★起業準備中から起業5年目までの経営ドクター★
税理士 村田 佑樹
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2020年9月13日 
微粒子企業の身の丈ご機嫌ビジネス 
124号(通算405号)

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■以前の記事でも
 書かせていただいたように、


 現在弊所では、
 
 正社員となる人材の
 募集をさせていただいております。


 その条件として、

 ・税理士事務所での経験が3年以上

 ということを
 提示させていただいているところ。

  
 その求人に対して、
 昨日早速応募があったのですが、

 今日はそのことから
 お話を続けていくことにいたします。

■上述したように、


 今回の条件として

 「実務経験3年以上」

 ということを
 明示させていただきました。


 それとともに

 法人税申告書の作成ができることや、
 年末調整業務ができること

 といったことも

 条件として
 加えさせていただいています。

■そのような状況にもかかわらず、


 昨日求職されてきた方は、

 「実務経験が0年」

 という表示での応募。

 「これはどういった状況なんだろう…」
 と思ってしまいますよね。

 もしかしたら
 何かしらのミスかもしれないと思い、

 その求職者の方ご本人に、

 「実務経験が0年となっていますが、
 これはどのような状況でしょうか」

 ということをメールさせていただきました。

 それに対する回答は、

 「実務経験は3ヶ月しかないのですが、
 どうかご検討いただけますと幸いです。」

 といったもの。

■さて、


 ここからが今日の本題です。

 この求職者の方は、

 もしかすると
 3ヶ月の経験でも
 採用してくれるかもしれない

 といった

 ある意味軽いノリで
 応募してこられたのでしょうが、


 経営者である私としては、

 ただでさえ時間がない状況で、

 そのような事情により
 求人をしている状況であるため、

 平たく言えば

 『無駄な時間の使い方は一切したくない』

 といったところ。

■今回は、


 この求職者の方に対し、

 そのいただいた情報をもとに
 より詳細な情報を
 メールにて確認する必要があり、

 求職者と言えども
 初めての人であるため、

 それなりの丁寧な文章を作りますし、

 結果として返ってきた返事が

 「実務経験は3ヶ月」

 ということを聞いて

 多少なりとも
 気分を害してしまいましたし、

 こういった

 それなりの労力と時間を使って
 対応しているわけなんですよね。


 経営者の身として考えると、

 こういった軽率な行動は
 本当に迷惑なもので、

 もっと考えてもらえないのかな…

 と思ってしまうところ。

■…といった


 求人についてのお話なのですが、

 【自分自身がこういった行動をとっていないか】

 と考える必要があるのではないか
 と思った次第。
 
 このことこそが、
 今回のポイントです。

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■結局のところ、


 経営者に共通して言えるのは、

 【時間】こそが

 経営者にとって最も大切な財産であり、

 【そのような経営者の時間を
 軽率に奪ってしまうような行動は
 極力慎むべきである】

 と言えます。

 時間を奪われるということは、
 それはお客様から代価をいただいて
 サービスを提供する、

 まさにそのサービスをさせていただくための
 時間を削り取られてしまう
 
 ということですもんね…
 
 本当にあってはならないことです。

■そのような事情を考えて、


 私自身は極力電話はしませんし、

 これは
 スタッフにおいても同じことで、

 業務の連絡は基本的に全部チャットで、

 電話をしたり面談をしたり、
 ミーティングをしたりする場合でも、

 必ず事前に日程を決めて
 行うようにしています。


■さらには、


 スタッフにとっては
 本当に迷惑だとは思うのですが(汗)、

 その業務の連絡も

 キーボードを使って
 入力するのではなく、

 音声をスマホで吹き込んで、

 それをスタッフに
 流させてもらっている状況。

■そのようにして、


 徹底的な

 経営者としての時間の捻出の仕方
 をしているわけなんですよね。


 そんな中、

 今回のようなことがあってしまうと、

 それは本当にとんだ迷惑だ

 ということなんです。

■経営者たるもの、


 本当に
 
 【時間】

 こそが財産であるため、

 しっかりと

 自分自身が同じようなことをされたら

 それはしっかりとお相手の人に
 伝えないといけないかもしれませんし、

 (ご本人におそらく悪気はないので、
 間違いなく繰り返されてしまう行為です)

 もしあなたが

 何かしらそのような
 お相手の時間を奪ってしまう行動を
 とってしまっているとしたならば、

 それは即座に
 改善しないといけないでしょう。


 何事においても

 しっかりと

 【相手の立場に立って】
 
 その言動を考えていきたいものですね。


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《本日の微粒子企業の心構え》

・経営者にとって
 【時間】は最大の財産である。

 そのような財産を
 軽率に奪ってしまう行動は
 極力謹んでいくべし。


・もしかすると
 一つのちょっとした行動が、
 そのような相手の時間を奪ってしまう
 結果となっているかもしれない。

 しっかりと相手の立場に立って、
 これから取ろうとしている言動が
 相手の時間を奪う結果となることに
 繋がらないかということを
 しっかりと考えて行動していくべし。

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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。

これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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