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「やっぱりそっちに行くとマズいよね」という経営のお話

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■昨日は


 顧問のお客様との
 ご面談の日。
 (というより、ほぼ毎日なのですが(笑))

 東京や大阪では
 コロナの状況のこともありますが、

 福岡でも、

 もしかすると
 その流れが来るかもしれない

 とヒヤヒヤしながら
 毎日を過ごしています。


 しかしながら、

 やはり
 リアルでのご面談は

 リアルでしか得ることのできない
 良い面がありますので、

 お会いできる間は
 しっかりと直接お会いしたい

 と思っているところです。


 昨日のご面談でも、

 やはり
 直接お会いすることで、

 しっかりと

 その温度感を
 感じることができますし、

 いろいろと内部に入り込んだ
 お話も伺うことができ、

 私自身も

 すごく有意義な時間を
 過ごさせていただきました。

■ここ最近は特に、


 『税務のご面談』

 というよりは、

 『経営寄りのご面談』
 
 の時間が

 圧倒的に多くなっています。

 イメージでいくと

 3分の1が税務の時間
 3分の2が経営のお話

 といったところでしょうか。

 いえ、

 4分の1と4分の3程度の
 ようにすら思いますね。


 要は、

 経営者にとって

 本当に大切なのは

 『税務』というよりは

 むしろ
 『経営』である

 ということなのでしょう。

■そして、


 この経営的な助言をする
 仕事として、

 『経営コンサルタント』

 などという
 仕事があるのですが、

 昨日のお客様についても、

 そういった

 コンサルタントの方の
 アドバイスも聞かれている

 とのことでした。

 
 しかしながら、
 
 どうもしっくりこないような
 ポイントもあったとのこと。

■結局のところ、


 経営のご相談に
 乗らせていただく中で、

 その業種・業界に対する
 一般的な解は存在するのでしょうが、

 その経営者の方の

 それまでの人生の背景にある
 いろいろな経験を基に、

 その性格や考えや想いが
 作られているわけですので、

 必ずしも

 その一般的な解が
 適切である

 というはずもなく、

 場合によっては、

 あえて

 一般的な考えから
 脱却しないといけない

 というケースも
 少なからずあるように思います。

■よくよく考えてみると
 分かることなのですが、


 一般的な手法を

 同業他社が
 みんなやっているとすると、

 あっという間に
 競争になってしまいますよね。

 競争になると、

 自然と
 その単価は下がっていき、

 その結果

 スタッフは同じ賃金でさらに
 過酷な労働をする必要が出てくるわけで、
 すごく苦しい状況になってしまう

 ということも考えられます。


 そして、

 単価を下げることで、

 客層も低下してしまうことにも
 繋がりかねないわけで、

 いろいろと

 マイナス要素が
 見えてくるのではないでしょうか。


 そのように考えると、

 『あえて
 一般的な思考から脱却し、

 その人独自の
 人生の背景から成り立っている
 想いや考えを反映して

 経営に生かしていく』

 ということを
 視野に入れると良いかもしれません。

画像1

■もし仮に、


 一般的な手法を取ったとして

 それが功を奏して
 儲かったとしても、

 もしかすると、

 それは

 『人を騙して利益を得る行為』

 ということにも
 繋がるかもしれないですし、

 そういった手法が一般的である

 という業界は

 残念ながらあるように思います。
 
 (騙してというとキツイ言い方ですが、
 結果として、回りまわって不幸な人が
 出ているとしたら、
 
 それはそのような

 『人を騙して利益を得る行為』

 であると、私は考えています。)


 そういった儲かり方をして、
 経営者ご本人は本当に幸せなのでしょうか。

 利益が出て儲かったものの、

 利益から出てくるマイナス要素が影響して
 気持ちが沈んだとしたら、

 もしかするとそれは、

 『幸せ』とは言えない
 のかもしれません。

■私が言う


 『幸せ』

 というのは、

 人それぞれ

 いろんな定義は
 あると思うのですが、

 【『仕事』と『家庭』と『健康』の三つの関係
 をバランスよく保つことができている】

 ということが、

 幸せである

 と考えているところです。

 ちなみに『家庭』は『プライベート』という
 表現に置き換えても良いかと思います。

 利益が上がったは良いが

 それによって精神的に
 不安定になるとしたら、

 仕事という面では
 良いのかもしれませんが、

 自分の家族に対し

 そういった
 不安定な感情が移ってしまい、

 その家族もまた
 そういった空気感を感じ

 不安定になってしまうかも
 しれませんし、

 場合によっては
 
 健康を害してしまう

 いうことも考えられます。

 そうなると、
 上述した仕事・家庭・健康の面からすると、
 
 家庭と健康という要素が欠けてしまうので、
 これは幸せとは言えない
 
 ということ。

■そういった面から考えても、


 必ずしも

 一般的に成功するであろう
 という方法が正解である

 とは言えないわけで、

 しっかりと

 その経営者の方の考えなどに
 即した行動をとっていくのが

 有用なのではないでしょうか。
 
 
 私自身も

 経営者として動いていると、

 本当にいろいろな人に出会います。

 本当に共感できるような
 『想い』を持って動いている人。

 それとは反対に、

 人を騙してでも
 利益を貪り取ろうとする人。
 (言い方がキツくてごめんなさい(汗))

 本当に(残念ながら…という面もありますが、)
 いろいろです。

■「目先の利益を追う」

 
 ということは
 簡単ではありますが、

 しっかりと

 その利益を追った結果、
 どういった反動が出るのか、

 その反動とは

 マイナスかもしれないし
 プラスかもしれませんが、

 そういった反動をも
 行動する前にしっかりと捉えて、

 的確な経営判断を
 していきたいところです。


 そういった面でも、

 【第三者のお話を聞く】

 ということは

 すごく重要であると言えます。


 しっかりと

 こういった自分に対する
 『想い』を持って、

 ブレることなく
 経営判断をしていきたいものですね。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・いわゆる『一般的な方法』は、
 我々微粒子企業家にとっては
 マイナス要素となり得るケースが
 少なからずある。

 それは、あなたの価値観などが
 あなたがこれまでの人生から仕入れた
 『経験』を基に作られているため、

 その一般的な枠にはめようとすること
 自体がナンセンスなのである。


・幸せは
 【仕事】と【家庭】と【健康】
 とのバランスによって
 成り立っているものである。

 その利益を追うことが、
 その三つの条件をいずれかを
 害するものではないか
 
 ということをしっかりと念頭において、
 経営判断をしていきたいものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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