【相手を否定する】ことによる噴出する様々な欠損
おはようございます。
【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。
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■福岡では、
ようやく梅雨も明け、
これから本格的な夏が到来
といったところでしょうか。
じめじめした
梅雨の憂鬱さからも脱却でき、
これから心機一転、
気持ちも高まる夏モードで
一層邁進していきたい
という気持ちです。
そんな中、
なんともじめじめしたことを
経験してしまいましたので、
今日はそんなことから
お話を続けていくことにいたします。
■じめじめした嫌な感じ
というのは、
平たくいえば、
『お客様からのクレーム』。
というのも、
私が行っている会計処理について、
ミスや間違いが多くある
とのこと。
これまで独立して3年間、
このようにストレートに
言われたことはなく、
正直、ドキッとしてしまいました(汗)。
しかしながら、
私自身
会計帳簿を作成する際は、
かなり神経を研ぎ澄ませて
その確認をしているため、
誤っていない自信もあったんです。
当然のことながら、
「どこが誤りと思われたのでしょうか?」
とのことを問うことに。
■ただ、
私自身も誤りが全くなかったとは
当然のことながら言い切れませんので、
その文面は極めて謙虚にさせていただき、
慎重にその誤り内容を
問わせてただいた次第です。
その私の質問に対し、戻ってきた
返信の内容を拝見したのですが、
今回の先方が誤りと思われていた
ことに関しては、
単なる会計処理の一つであり、
全くもって誤りと言える
ものではなく、
以前打ち合わせでお話しした内容を
覚えていらっしゃっておらず、
一方的にこちらの処理が誤っている
という認識をされて、
そのようなミスや誤りがある
といったことを伝えられた様子だったのです。
当然のことながら、
私自身は
そのことに対し、
会計処理の方法の
違いによるものであること、
そして、
以前打ち合わせの際に
認識をすり合わせていたことを
明記させていただき、
その回答を
メッセージさせていただきました。
■何が言いたいかと言えば、
そのクレームじみたことを言われ、
嫌な気持ちになった…
ということではなく、
(気持ちが沈んだのは否めませんが(汗))
【人にはそれぞれ考え方があり、
その考え方に基づいた判断を
その個々人が下している】
という状況を
【しっかりと意識した方が良い】
ということなんですね。
■仮に、
目の前で信号無視をして
車を運転している人がいたとしましょう。
一般的に言えば、
それは明確な交通違反であり、
咎められるべき対象である
のでしょうが、
もしかすると、
親族に不幸なことがあり、
時間的に差し迫った状況で、
信号無視をせざるを得ない状況
であったのかもしれません。
(もちろん法律的にはマズいのですが、
親族との時間は
一生涯戻ってきませんので…)
この例は極端かもしれませんが、
つまりはそういうことかなと。
■繰り返しになりますが、
人は誰しもその背景を持っており
その背景に応じた行動を取っている
ということを
心に留めておきべきでしょうし、
自分とは考えの異なる人の行動を
理解しようとする基本的な姿勢
は保っておいた方が良い
と私は思っています。
■今回のクレームのことは、
本当に顕著な例で、
一方的に私の方が誤っている
と決めつけられたことは、
私にとっては本当に心外なものであり、
やはり決して気持ちの良いものではなく、
どうしても
心がざわついたりすることもあり、
そのざわつきが、
『本来予定していた仕事が
手につかなくなる』
といった結果を
実際のところもたらしています。
■そうなると、
その仕事の先にいらっしゃる
『お客様の幸せ』が
遠のいてしまうわけですし、
本来の
お客様の幸せに寄与するための
私の仕事をする時間が消失してしまうような
状況に陥ってしまうんですよね。
ご本人としては、
単なるクレームなのでしょうが、
そのことにより、
本当に多くの問題に発展していくことは
少なからずあるものです。
■繰り返しになりますが、
今回のことは、
そのクレームのことを
咎めているわけではなく、
しっかりと
【相手の立場に立って考えて】、
その相手が発する言動は、
『どのような背景があって
されているものなんだろう』
ということを
しっかりと推察し、
次にとるべき行動を
慎重に熟慮すべきかなと
思うんですね。
■そのように考えると、
根本的に
経営者として持っておくべき
マインドとしては、
【性善説】
であるのではないかと思います。
どうしても
『相手は、誤っている!』
という、
いわば
【性悪説】
に立って考えると、
相手を否定することを前提とした
発信になってしまうと思うんです。
このような性悪説に立った言動は、
相手の気持ちをマイナス方面に
陥れることのみならず、
その先にいる
その方の周りの人々にも
大きく影響してくることも
考えられます。
何より、
その否定した側の心はどうなのかな
とも思ってしまいます。
私が仮に、
相手を何かしら否定するとしたら、
私の心自体も
すごくざわつくと思うんです。
双方にとって良いことなんて
一つもないですよね。
■経営者として、
相手の立場に立って考えて、
しっかりと
その言動は、
自らの『性善説』的な意識を持って、
考えて発信していくことが、
無難であると私は思っています。
無難というと、
なんとなく中途半端な気もしますが、
相手の状況はどうしてもわかり得ないため、
その相手に配慮して、安全性を高く、
また、相手を心から思いやる言動を
選択すべきである
ということです。
一時的な感情で動くことは
すごく簡単なのですが、
その軽率な行動が、
後の人間関係に
大きなヒビを入れてしまうということも
同時に考えておかなければなりません。
■今日は少しだけ、
マイナス的要素を帯びたお話に
なってしまいましたが、
しっかりと経営者として、
また、
一人の人間として
心得ておきたいことでしたので、
記事の中で
共有をさせていただきました。
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《本日の微粒子企業の心構え》
・人は誰しも
『背景』を持っており、
その背景に応じた言動を
取っているということを心得るべし。
・今面と向かっている相手は、
なぜこのような言動を
とっているのだろうか、
という『性善説』に立って
基本的に考えるべし。
『性悪説』に立った感情を
持ってしまうと、
結果として全てが
マイナスの方向に進んでいってしまう
と心得るべし。
・【全ての言動に
慎重過ぎるくらいの思いやりを】。
相手を否定することに
メリットなど一切ないので、
しっかりと【相手の立場に立って】
自らの言動をコントロールすべし。
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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
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