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青色申告の経理の仕方

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■つい先日のことですが、


 村田佑樹税務会計事務所は
 緊急事態宣言を出しました。

 と言っても
 そんなに大げさなものではなく(汗)、

 現状において
 業務がパンパンになってしまったため、

 確定申告の新規のご相談の受付を
 停止させていただいた

 ということになります。
 
 1月に確定申告の受付自体は
 終了していたのですが、

 単発の簡単なご相談であれば
 お受けしていた状況。

 しかしながら、
 その単発の短時間の依頼でさえ
 お受けすることが難しくなってきており、

 今回苦渋の決断により、
 そういったご相談をお受けすることも
 一先ずストップさせていただいた

 という次第です。

 しかしながら、

 個人事業主や法人の顧問契約については、
 もちろん継続してまいりますので、
 ご依頼をご希望の際はご遠慮なく
 ご連絡くださいね(^^)。

■さて、


 確定申告期限が差し迫ってきており、

 相談の内容についてはいろいろなものが
 あるのですが、

 今日はその代表的なものについて
 ピックアップしてお話をしていきたい
 と思います。

 最も相談の内容としての
 割合が高いものとして、

 「どうやって経理していくのか」

 ということがあります。

 青色申告をしているものの、
 しっかりとした帳簿を
 作ることができていないため、
 本当にこれで良いのだろうか

 といったことですね。

■まず大切なのは、


 【普通預金の残高を
 帳簿と実際とで一致させていくこと】。

 これは絶対条件と言えます。

 そして現金の残高については、
 これは必ずしも合わせる必要はない

 …と言うと
 語弊があるかもしれないのですが、

 必ずしも事業用の現金の財布を
 管理しないといけない
 というものではないため、

 もし管理が難しいのであれば
 
 『事業主勘定』を使って
 経費や売上を計上していく

 ということも
 考えられる手段の一つです。

 実際のところ、現金はなかなか
 合わせることが難しいので、

 そういった
 事業主勘定を使って経理をしている
 ケースは往々にしてあります。

■そして、


 クレジットカードや
 電子マネーの支払いについては、

 【それを使用した都度経費にしていく】

 必要があります。

 クレジットカードは
 その支払いの内容も様々なので、

 普通預金からの引き落としの際に
 一括で経費にする処理自体が難しく、

 カードの引き落としは
 翌月か翌々月なので、

 そのことにおいても
 実際の使用した日と
 カードの引き落とし日に
 ズレが生じてしまう

 というわけです。

 【経費にできるのは実際に利用した日】

 になりますので、

 こういった点にも注意が必要ですね。

■そして


 これを簡略化するものとして
 『クラウド会計』があります。

 私自身が顧問のお客様の経理で
 全面活用しているのが

 【マネーフォワード】

 というクラウド会計ソフト。

 MF確定申告(個人事業主)やMF会計(法人)
 と言われるものですね。

 その他にもいろいろあると思うのですが、
 マネーフォワードを例にとって言うと、

 インターネットバンキングや
 クレジットカードのデータ、
 電子マネーのデータ、

 場合によっては、
 PayPayやSquare、Airレジなどの
 電子決済システムを通じて
 売上などを管理している場合は、

 そういったデータも
 マネーフォワードと連携させる
 ことができるんです(^^)

 この連携していくデータを
 AIに覚え込ませることにより、
 本当に効率的に
 入力を進めることができます。

 私は従来、買い切り型の
 『弥生会計』を利用していたのですが、

 マネーフォワードを導入して、
 従来の入力時間の半分ほどで
 済んでいるような感覚です。

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■というわけで今日は、


 個人事業主の確定申告のご相談で
 割と相談の多い『経理の仕方』について
 書かせていただきました。
 
 「どうやって経理をしていくか」

 ということは
 どうしても迷ってしまうもの。

 上述したように『クラウド会計』を使い、

 普通預金の残高は
 最低限合わせていくとともに、

 効率的な経理をして、
 少しでも経営に割くことのできる時間を
 増やしていく

 という行動を取られることを
 オススメいたします。


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《本日の微粒子企業の心構え》


・「どうやって経理をするか」
 ということは悩んでしまうものであるが、
 最低限のポイントを押さえるとともに、

 【省略できる部分は簡略化しながら
 進めていくということが肝要である】

 と言える。


・そういった中で
 効率的な入力にあたって検討したいのが
 【クラウド会計】の導入。

 クラウド会計は、
 いろいろなデータと連携が可能なので、
 効率的に入力を進めることが可能となる。

 しっかりと効率的な経理をして、
 経営全体の時間効率性を高めて
 経営を有意義に進めていきたい
 ものである。


今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


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