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微粒子企業の【広告】の考え方

こんにちは。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

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■最近


 私のホームページを通じた
 メールアドレスに、

 多くのホームページ制作や
 広告関係の営業メールが
 流れてきます。

 当然のことながら、
 全てスルーしているのですが、

 AIが代わって
 営業代行するサービスや、

 営業のプロが会社の営業マンとなって
 いろいろな営業開拓をしていく

 というのが内容の大半のようですね。


 今日は、
 昨日の融資のお話に引き続き、

 『ホームページ』や『広告』

 について
 お話をしていきたいと思います。

■まず

 広告について考えるとき、

 我々『微粒子企業においての広告』と、

 俗に言う

 『大企業についての広告』を

 しっかりと区別しておくべきである

 と言えます。


 どういうことかと言えば、


 それなりの大企業であり、
 資金力があればあるほど、

 その広告にかけることができる
 コストは莫大なものとなり、

 当然のことながら、

 その莫大な広告費を投下したことによる
 産物は大きなものとなるでしょう。

■一方、


 我々微粒子企業が
 このような大企業と
 同じような戦略により、

 広告費を多く投下しようとしても、
 当然その効果には
 限界があるわけですよね。


 要は、

 大企業と同じ戦略で
 広告費を投下する

 ということは、

 自らレッドオーシャンに
 身を投じてしまう

 ということに他ならないわけで、

 ここに微粒子企業として戦略的に
 『広告』について考えていく必要がある

 ということなんです。

■かく言う私自身も、


 独立開業した際には
 多くの融資を調達し、

 その多くの現金を持ってしまった
 ばかりに、

 いろいろな広告に
 お金を投下してきました。

 代表的なものは
 『新聞広告』でしょうか。

 とある地方紙に、
 27万円の新聞広告を
 掲載したことがあります(汗)。

 そこに返ってきた反応は一つだけ。

 その反応というのも、(平たく言えば)

 「この新聞はとある思想に偏っている。
 この新聞に広告をするようなことがあれば、
 悪いことが起こってしまいますよ。
 今すぐに広告を取り下げなさい。」

 といった、脅迫まがいのもの(笑)。

■要は、


 『全くもって反応がなかった』

 ということなんです。


 独立して3年経った今なら、
 本当に愚かなことをしてしまった

 と思うわけですが、

 当時の私としては、

 27万円も新聞広告料を払うのだから、
 それなりの成果が上がってくるだろう

 という、

 いわば

 【希望的観測】

 をしていたわけです。

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■結局のところ、


 人が広告を見て反応するのは、
 名の知れた大企業のものであり、

 どこの馬の骨とも知らない
 我々微粒子企業の広告など(汗)、

 基本的に見てはくれないでしょう。
 (あくまでも『基本的に』ですね(^^))

 つまり、

 我々微粒子企業家にとっての
 『広告戦略』とは、

 とにかく

 【人と人との繋がり】

 を重視すること。

 これに尽きると言えます。


 その『人と人との繋がり』
 が生まれた段階で、

 その相手が
 あなたの商品やサービスの存在を
 しっかりと確認するために、

 そこで初めて
 ホームページに向かうんですよね。

■要は、


 【信頼の証明】

 としてのツールとして
 ホームページが活きてくる

 ということ。


 そして、

 広告であったとしても、
 やはりそのベースには

 しっかりと知っている人
 であることが重要となります。

 その人の『人となり』を
 知っているからこそ、

 広告やホームページにも
 目が向くわけで、

 【人と人との繋がり】があっての
 広告やホームページ

 ということを

 我々微粒子企業家は
 しっかりと認識しておくべきである

 と言えるのです。

■持続化給付金などの入金により、


 幸か不幸か、
 手元にはそれなりの現金が
 残っているかもしれません。

 以前の記事でも、
 先ほどの私の実例でも申し上げたように、

 手元に必要以上の『現金』がある
 ということは、

 考えようによっては
 怖いことなんですよね。
 
 しっかりと

 その現金の使い道を、
 大企業とは反対の立場にある
 微粒子企業家として考えて

 上手な広告の使い方を
 していきたいものです。


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《本日の微粒子企業の心構え》

・大企業と微粒子企業とでは
 広告についての概念に大きな相違がある
 ということを認識すべし。


・我々微粒子企業にとっては、
 まず【人と人との繋がり】こそが最も重要。

 その人と人との繋がりからの
 商品やサービスの証明として、 
 広告やホームページの存在がある
 ということを心得ておくべし。


・現金があったら
 思いの外使ってしまうもの。

 現金があるからこそ、
 しっかりと財布の紐を締め、
 その広告などの戦略を考えていくべし。


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今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

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