見出し画像

想い溢れるウエストポーチから【微粒子企業としての在り方】を考えてみる

おはようございます。

【起業準備中から起業5年目までの経営ドクター】
税理士の村田佑樹です。

==================


■昨日のことになりますが、


 私の顧問のお客様でもある

 合同会社simclearさんの

 TSUNAGU BAG RUNNER
 (ウエストポーチ)の

 クラウドファンディングが
 スタートしました。

 https://www.makuake.com/project/tsunagu_bag_runner/

 なんと今回で、

 今年4回目の
 クラウドファンディング

 となっています。

 …昨日開始したばかりなのに、
 破竹の勢いですね(驚!)。


 代表の石川さんの
 【想い】が、

 回を重ねるごとに積もっていき、

 今や多くの人が
 その想いに共感し、

 ファンになってくれて
 いるようなご様子です。


 私自身も

 クラウドファンディング
 開始と同時に、

 妻と私とで

 色違いのウエストポーチを
 購入させていただきました。

 500mlのペットボトルが入り、

 ジョギングをしても
 ズレることがないため、

 完成品がすごく楽しみです。

キャプチャ2020.11.18


 今日はそんなことから
 お話を続けていくことにいたします。

■上述させていただいた


 石川さんの【想い】 
 にも通ずることなのですが、

 今回のクラウドファンディングは、

 バッグを売っている

 というよりはむしろ、

 代表の石川さんご自身の

 【経営理念】

 であったり、

 【バッグに対する情熱や愛】
 
 を全面的に伝えられている

 という状況。


 バッグの機能性だけを考えると、

 当然いろいろなバッグがあり、

 同業他社が
 乱立しているわけですが、

 石川さんのバッグへの想い
 に関しては、

 石川さんご本人独自のものであり、

 決してこの想いの
 右に出る人はいないでしょう。

■なぜなら、


 その【想い】は、

 ご自身が震災を通じて
 体験したことや、

 いろいろな
 過去の出来事に起因した、
 
 ご自身の人生経験によって
 作られたものだから。


 結局のところ、

 人はそのような

 『人間臭さ』や『想い』や『愛』

 に共感し、

 行動をするのではないでしょうか。

■より安いものを
 より多く販売する


 というのは、

 大量仕入れなどにより、

 仕入れなどのコストをカットできる
 大企業ならではの手法です。


 ここに中小零細企業や、

 我々のような
 微粒子企業が乗っかってしまうと、

 あっという間に

 レッドオーシャンに
 入り込んでしまいます。


 そうではなく

 【どのようにして
 自分自身をブランド化して
 商品やサービスを届けていくか】

 ということが

 極めて重要と言えるでしょう。

■かく言う私自身も、


 開業当初はどうしても
 収入が不安定だったため、

 いろいろな交流会に出かけたりし、

 スタートの段階では
 低価格の顧問料を設定し、

 何とか集客を試みていた
 ような状況でした。


 スタートの段階では、

 集客をして、

 そのお客様の声を頂戴し、

 だんだんと
 信用力をつけていく

 という段階も
 必要なのでしょうが、

 最終的には、

 高単価に設定し、

 自分の想いを前面に出し、

 自分自身の想いに
 共感してくれる人に

 商品やサービスを提供する

 というのが

 我々微粒子企業にとっての
 最有効な手法ではないか

 と思っています。

 想いに共感してくださると、
 そこに価格の概念は
 かなり薄れてきます。
 


■開業した当初の


 3年前の私自身は、

 上述したように、

 スタートは低価格で
 勝負してしまったため、

 どうしても

 自分のカラーと違う経営者の方が
 顧問先として加わってしまった
 (…あくまでも私にとってのお話です)

 ということもあったのですが、

 現在においては、
 そのような状況は全くなく、

 私が思うにですが、
 大変ありがたいことに、

 私の【想い】に
 共感してくださっている方が

 顧問のお客様として
 いらしていただいている状況です。

■また、


 顧問のお客様同士の
 繋がりを大切にしたいため、

 顧問先の会を開いている

 ということもあり、

 新規の契約においては、

 顧問のお客様同士の
 繋がりもかなり重視していて、

 そのカラーに見合わない
 と判断させていただいた場合は、

 契約の段階で

 その契約をお断りすることが
 少なからずあります。

 また、苦楽を共にする
 スタッフの顔を思い浮かべて
 
 その契約の判断をすることも
 当然あります。

 

■単価を下げることは
 簡単なのですが、


 低単価は
 同業他社との競争を招きますし、

 低単価にすると

 より多くの商品やサービスを
 売っていかなければならないため、
 
 だんだんと

 【自分自身が疲弊してくる】

 ことになります。

 しっかりと

 今日書かせていただいたように、

 【自分自身をブランド化】し、

 同業他社にはない
 自社ならではの魅力を前面に出し、

 経営を進めていきたいものです。

■ぜひ、


 興味がある方は、

 このsimclearさんの

 クラウドファンディングの
 ページを見ていただくと
 良いですよ。


 商品の魅力に加え、

 代表の石川さんご自身の
 【想い】が書かれており、

 本当に勉強になると思います。
 
 https://www.makuake.com/project/tsunagu_bag_runner/

-------------------- 

《本日の微粒子企業の心構え》


・我々微粒子企業にとって、
 低価格は最も避けるべきことであり、

 逆に【自分をしっかりとブランド化】し、
 単価を引き上げていく方策を
 常に考えるべし。


・結局のところ、
 人はその想いや愛に共感し、

 商品やサービスを買うというよりも
 むしろ【その人から買う】
 という選択をするものである。

 当然、
 低価格で商品やサービスを求めたい
 ということもあるかもしれないが、
 
 商品やサービスの提供者側からすれば 
 それは大企業に譲ってしまうべし。

 低価格に進むのではなく、

 【どうやって自分をブランド化し、
 価格を引き上げていくか】

 ということを第一に考えて
 経営を進めていくべし。

・その価格を上げる行動により利益が生まれ、
 よりお客様への幸せに寄与するため、
 その利益を使っていくことができる。

 その結果、さらなる自身のブランド化
 ができるものである。

今日も最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。


これまで書いてきた記事は、
バックナンバーとして、
私の公式HPの【ブログ】に
アップしていますので、
よかったらご覧くださいませ。^^

https://muratax.com/blog/

起業準備中から起業5年目までの経営ドクター
税理士 村田佑樹

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?