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社会福祉士ってどんな仕事?①

皆様、こんにちは!

本日は、タイトルの通り「社会福祉士とはどんな仕事なのか?」

社会福祉士という名前はよく聞くけど、具体的にどんな仕事をするのか、イマイチよく分からないという声をよく耳にします。

皆さんはいかがでしょうか?

弁護士や医師、看護師というように名前を聞いたら何をする資格職なのか、一般的にもよく分かる仕事ですが、ケアマネージャーや社会福祉士のお仕事は、自分や家族が介護される側障害生活困窮などの当時者にならない限り、なかなか関わる機会が少ない職業でもあります。

ですが、社会福祉士が学ぶ内容は、誰でも知っておくべき、社会の制度ばかりです。

少しでも、皆様のお役に立てるよう、発信できたらと思っています(^^)/

社会福祉士とは?

社会福祉士とは身体上もしくは精神上障害がある人、または環境上の理由によって日常生活を営むのに支障のある人、困難を感じている人を対象に、福祉に関する相談に応じ、助言や指導をし、さらには福祉サービスや健康医療サービスを提供する関係者との連携や調整を行って援助を行う仕事です。

☑「業務独占」の仕事ではない

社会福祉士はソーシャルワーカーとも呼ばれます。

皆様もソーシャルワーカーという言葉は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

社会福祉士は、上記のような福祉や医療に関する相談対応援助に必要な専門知識・スキルがあることを証明する国家資格です。

しかし、社会福祉士は医師や看護師のような「業務独占」の資格ではなく、「名称独占」の資格なんです。

したがって資格取得者だけが社会福祉士を名乗れますが、同様の業務については資格を持っていない人でも行うことができます。

☑社会福祉士の活躍の場

社会福祉士が受け付ける相談は、保険・医療、高齢者福祉、障害者支援、生活保護、児童福祉など、福祉に関係する全ての分野ととても多岐にわたります。

このように分野も多岐にわたりますが、問題は個人のケースから国の政策まで対象も様々です。

ソーシャルワークは以下の3つのレベルに分類されています。

ミクロ・メゾ・マクロのソーシャルワーク

☑ミクロレベル

個人家族が直面する困難状況を対象とするレベルのことを指します。

☑メゾレベル

グループ組織地域住民を対象とするレベルのことを指します。自治体地域社会組織システム等を含み、具体的には学校や職場、近隣等も含まれます。

☑マクロレベル

社会全般の変革向上を対象とするレベルです。具体的には、国家政策制度を指します。社会制度や一般の人々の社会意識に働きかけます。

このように多岐にわたるソーシャルワークですが、社会福祉士が何に基づいて支援し、行動しているのかお伝えします。

倫理と行動規範

社会福祉士には、「倫理綱領」があります。

倫理綱領とは、専門職としての価値、行動指針として大切にしているものです。この「倫理綱領」を軸に、支援を行っていいます。

次回は、社会福祉士がどんな価値観で、支援を行っているのかお伝えしていきます。

実は私、この倫理綱領を読むのが大好きなんです(笑)

お楽しみに✨



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