コラム「僕の映画レビューアクセス数ベスト12を発表します。」
ロクでもない映画のレビューばかり書いてた様な気がするけど
実際のところどうなんだろう。
ソレを検証する為に
映画のレビューのアクセス数ベスト12を調べてみました。
「縛り」として
1.映画の内容&映画が収録された円盤の内容に関するレビューに限定し
映画に関する付随的なレビューは含めない。
例えば「シン・ゴジラ・オルソ」はオルソクロマチック技法によって
画面が緑に見えるかどうか検証してるけど
「シン・ゴジラ」の内容については触れてないので除外してます。
2.なるべく入手が容易な円盤に言及する。(なるべくね!)
「入手が容易」と言うのは今直ぐAmazonでカートに突っ込んで
買えるかでなくとも近日購入が可能になるコトを指します。
要するにAmazonで買えたら「容易」
買えなかったら「入手は難儀」ってコト。
なるべく皆さんにも観ていただきたいのですよ。
では行きます!
第12位
映画「響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ」レビュー
ユーフォ映画の2作目で「ユーフォ」のアニメを履修してないヒトは
そもそも観ない映画ですね。
第11位
映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」レビュー
「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」と言うのはゾンビ映画の名前です。
今は市場に流通してませんが間もなく流通する様になります。
と言いますのも本作品のブルーレイが
2024/8/30にスティングレイ社から出ることが決まってるからです。
全てのゾンビ映画はジョージ・A・ロメロ監督の映画「ゾンビ」の
強い影響を受けております。
コレはサメ映画が「ジョーズ」の影響を受け
スペースオペラが「スター・ウォーズ」の影響を受けているのと同様に
1本の革新的な映画が1晩にして
新しい映画ジャンルを構築してしまうんですね。
ロメロゾンビを真似るか,それそも新機軸を模索するか…
ジャンル映画には
1.「オリジナル」を超えるのが非常に困難
2.フォロワーが「オリジナル」の劣化コピーに陥り易い
3.従って殆ど全てのフォロワーは「オリジナル」よりうんと詰まらない
と言う宿命的な特徴があり「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」も
その宿命と良く戦っている映画のひとつなのです。
第10位
映画「コマンドーニンジャ」レビュー
「コマンドーニンジャ」と言うのは
シュワルツェネッガーの「コマンドー」と
スタローンの「ランボー怒りの脱出」と
海外産の数多くのニンジャ映画に脳を侵された可哀想な
フランス人の若者が作った…自主製作のパロディ映画ですね。
ハッキリ言って少しも面白くないのですが
ジョン・ランボーが独裁国家バルベルデに拉致された娘ジェニーを救う為に
完全武装してワンマンアーミーとして乗り込んで
プレデターみたいに姿を消す般若の面を被ったニンジャと戦う…。
って粗筋だけで血圧が急上昇される方は後楽園遊園地で僕と握手!
第9位
映画「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」レビュー
「オトナ帝国」と言うのはクレしん映画の最高傑作ですね。
時間が未来に進むのが納得出来ない
21世紀が来るのが納得出来ない
ケン(津嘉山正種)とチャコ(小林愛)のふたりが
「永遠に1970年代が終わらない夕陽の町」を構築して
ダメな大人が大昔の映画や大昔のアニメや大昔の特撮や
大昔のカンフーに耽溺して「明日」を放棄しやがったので
しんちゃんがそういうダメな大人を叩き起こして
夕陽の町を粉砕する為に立ち上がる映画ですね。
いいトシして大昔の映画観て涙を流すヤツは人生の負け犬だッ!
負け犬は粉砕されて原子分解されて宇宙のチリに還れッ!
第8位
映画「エスケープ・フロム・L.A.」レビュー
「エスケープ・フロム・L.A.」(1996年)と言うのは
ジョン・カーペンター監督の
「ニューヨーク1997」(1981年)のセルフリメイク作品ですね。
両作とも主演はカート・ラッセルなのですが
15年の歳月が経過して
精悍だった彼の肉体がブヨブヨに崩れ…
腹の蛇(スネーク)のタトゥーがツチノコに見える有様。
でもそんなくたびれたオッサンが必死に頑張る姿が
滅茶苦茶カッコいいのですよ…。
若い頃は「ニューヨーク1997」を推した人が
加齢してからは「エスケープ・フロム・L.A.」を推す様になる訳ですよ…。
加齢して…ブヨブヨの肉体になったカート・ラッセルに
自分自身を重ねて…。
第7位
映画「スペル」レビュー
「スペル」と言うのはサム・ライミ監督が「スパイダーマン」で
功成り名遂げてから作った悪趣味ホラー映画ですね。
「スペル」はボッコボコに叩かれてねえ…
「『スパイダーマン』のサム・ライミ程の才人が
かかる悪趣味な映画を作るのが理解出来ない」だとさ。
ソレは「違う」でしょう?
「死霊のはらわた」のサム・ライミが帰って来たコトを慶ぶべきでしょう?
「スパイダーマン」で世間の目が好意的になったコトを…
サムは苦々しく思い…
オレは!
「死霊のはらわた」のサム・ライミなんだッ!
って宣言したのがこの映画なんですよ…。
第6位
映画「ブルータル」レビュー
「ブルータル」と言うのは廣瀬貴士監督のウルトラゴアホラー映画で…
あんまりウルトラゴアホラー映画過ぎて日本で円盤化出来ず…
僕が持っているのは海外盤という「曰くつき」。
3部構成で
第1部で半裸のデブが女に質問して答えられないと
鋭利な刃物で滅多刺しにしてバラして煮物にして食っちゃう。
サラッと書いてますけどお。
この…「煮物作ってる」段階で殆どの人が脱落します。
第2部で女がスケベ男の股間を滅多刺しにして金を奪って逃げる。
第3部で第1部の男と第2部の女が出会ってタイマン勝負して
男「…オメーなかなかやるな…」
女「このワタシを…大地に降り立たせるとはな…褒めて遣わす」
と意気投合すると言う…
「男一匹ガキ大将」理論で男女がダチになるという
驚異の男女平等ホラーですね。
第5位
映画「拷問男」レビュー
「拷問男」と言うのは未だ幼い愛娘をペド野郎に
誘拐監禁暴行殺害された父親が誘拐犯を探し出して自宅の
地下に構築した「拷問部屋」で
誘拐犯にありとあらゆる拷問を加える映画ですね。
何よりキツいのがそのペド野郎の正体でね…
「顔見知り」だったんですよ…そのペド野郎が…。
ペド野郎の正体を知った父親の心中に展開される葛藤たるや…
拷問描写の比じゃありません…。
第4位
映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」レビュー
「ビューティフル・ドリーマー」は今では「押井守監督の映画」ですが
僕は「高橋留美子先生の『うる星やつら』の劇場アニメの第2作目」
として観ました。
ずっと後年になってBS松竹東急で見直して
「うる星やつら」のファンでも押井守監督のファンでもなく
「真っ平らな気持ち」で書いたのが上記レビューとなります。
第3位
映画「白い巨塔」(昭和41年)レビュー
実は映画の「白い巨塔」を通しで観たのは初めてで
何で映画で財前が敗訴してガンで死ぬまで描かなかったのか。
田宮二郎の財前五郎役にかける執念めいたもの等々を
レビューとしてまとめさせていただきました。
第2位
劇場版「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」レビュー
第2位は再びユーフォ映画ですね。
「ユーフォ」のアニメの3期が今年(2024年)の4~6月までNHKで放送され
「誓いのフィナーレ」は3期の直前まで描いているので
皆さんの関心も高かったのだと愚考いたします。
第1位
映画「ムカデ人間2」レビュー
僕が今まで書いてきた映画レビューの頂点に立つのは何と「ムカデ人間2」!
僕が今迄書いてきた全てのレビューの第3位に位置します。
我が生涯の中で1,2を争う酷い酷い酷い究極のウルトラゴアホラー映画であり
迂闊に粗筋が書けない程ですが
皆さんのご愛顧に支えられて「ムカデ人間2」が堂々の1位となれました。
どうも有難うございます。
僕がムカデ人間を作ることがあったら
皆さんをムカデ人間の「真ん中」に据えさせていただくことを
お約束いたします。
結果発表
第12位 劇場版「響け!ユーフォニアム 届けたいメロディ」レビュー
第11位 映画「ヘル・オブ・ザ・リビングデッド」レビュー
第10位 映画「コマンドーニンジャ」レビュー
第 9位 映画「クレヨンしんちゃん オトナ帝国の逆襲」レビュー
第 8位 映画「エスケープ・フロム・L.A.」レビュー
第 7位 映画「スペル」レビュー
第 6位 映画「ブルータル」レビュー
第 5位 映画「拷問男」レビュー
第 4位 映画「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」レビュー
第 3位 映画「白い巨塔」(昭和41年)レビュー
第 2位 劇場版「響け!ユーフォニアム 誓いのフィナーレ」レビュー
第 1位 映画「ムカデ人間2」レビュー
うふふ。
いかがだったかしら…。
我ながら常識では到底考えられぬランキングになったと自負しております。
そんな中アニメ作品に関しては…
比較的マトモだったのではないのかしら…。
ココで挙げたランキングのうち円盤入手難易度が高いのは
国内盤の出てない「ブルータル」ですね。
「スペル」は廃盤になってますがプレミアとかは付いてないので
中古の円盤を手に入れるのは難しくないと思います。
「残り」はAmazonで購入出来るか,近日購入出来るようになります。
別に…映画好きでも映画を愛してるワケでも何でもない僕が…
ひとつひとつ映画と対話して…
出した「答え」がコレです…。
他の誰の意見も参考にしてません…。
「してたら」こんなランキングになるワケがない…。
スター・ウォーズもエイリアンもターミネーターもダイ・ハードも
ローマの休日も007ムーンレイカーも七人の侍もマッドマックスも
なーんにも無くていっそ清々しささえ覚えますわ…うふふ…。
自分の「スキ」を通すと…こういうランキングになるのですよ…。
「僕のランキング」は…
他の誰のランキングとも似ていない…
そんなの当たり前でしょ?
僕は「他の誰か」じゃないんだから。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?