【詩】空=
一面、青という名の色がどこまでも続く
涙を流すことなく
ワタのようなふわふわな布に覆われることもなく
透き通るような青が広がる
このキレイな青はどこまで続いているのだろう?
ふと思い出す
少し前までは、ここはどんよりと暗く染まり、涙を流していた
しかし今は晴れやかに澄んだ色が覆う
いつ変わったのだろう?
いつ晴れたのだろう?
そういえば、あの人に出会ってから雨が止んでいた
あの人のそばにいるようになってから雲が晴れていった
あの人のパートナーになってから雲ひとつない快晴になっていった
あぁ、ここは
この空は僕の心だったんだ
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