悲惨な状況にどう折り合いをつけて生きていく?

ここ最近のテーマは変わらず、「他人との境界線についての考え方」で、外の世界のあまりに悲惨な状況に対して、精神的にどう折り合いをつけていけばいいのだろうと考えることが多いです。この世はあまりにも救いがないというか…昨今コロナ騒動、ワクチン騒動による分断、差別、薬害もそうですし、中国によるウイグル民族迫害の問題に興味があり調べていた時にも、そのあまりの極悪非道な仕打ちに言葉にできないほどの感情が溢れてきてしまいました。生きとし生けるものの命を軽視するサイコパスと権威を妄信する人々の無知がこの悲惨な状況を生んでいるように思います。

こういった悲惨な状況に対して、何か自分の中でポジティブな捉え方はできないものだろうかと考えたりもしていましたが、肉体的な次元では思いつかず、やはり魂やスピリチュアルといった方向で自分を納得させるしかないのではないかと思うに至りました。この世に生きる目的というか意味というか、そういったものがもしあるとするならば、精神的な成長や愛の意識の拡大というものは外せないだろうと思っていて、辛いことや苦しいことというのは、自分の内面を成長させるためにあるのだと思うようにしています。自分自身が辛い目に遭うことで、虐げられている人の気持ちがわかるようになったり、差別や偏見の心が和らぐこともあると思います。また、カルマの解消といった意味合いもあると思っていて、魂が輪廻転生を繰り返すのであれば、酷い目に遭うことによりそれまでのカルマが解消され、来世の人生のカルマは少し軽くなっているのではないかなと、そんなことを考えたりもしています。こういうことが実際に(魂レベルで)意図されているのか、自分を納得させるための方便なのかは、どちらにせよ確信は持てませんが、今はそう思うしかないかなという感じです。少なくとも私は、せっかくこの世に生まれて生きているのだから、精神的に成長したいし愛の意識を拡大したいという明確な意図を持って日々生きています。

とはいえまだ100%腑に落としたわけでもなく、まだ「他人の人生にどれほど自分は介入できるんだろう」とか、「どこまでが決定論でどこまでが自由意志でコントロールできる範囲なんだろう」とか、気づくとぐるぐる考えていることもあります(笑)。すべてを委ねましょう、全託しましょう、ありのままに受け入れましょう、という教えもあるし、自分の意志の力が大事とか、実はみんな自分の望む世界を生きているんだとか、思考が現実を創っているんだとか、そういう教えもありますよね。私はどちらにも真実味があると思っているので、どちらの話を聞いても「その通りだ」と思ってしまうのですが(笑)、いずれにしてもなるようにしかならないし、真実はどうあれいつもの日常がそこそこ幸せであればそれでいいやという結論に至ります。

そういう点で言うと、「今」の私のいつもの日常はそこそこ幸せなので、ならそれでいいじゃないかという話にもなり、わざわざ悲惨な状況を調べたり知ろうとすることはないのではないか、とも思います。それもその通りで、一時期流行った(今も?)ワクワク至上主義的な考え方に近いかもしれません。ネガティブなことに意識を向けると波動が下がると言う人もいますしね。一方、ワクワク・スピリチュアル系の人は「お花畑」と言われることもあります。その気持ちもわかります。この辺りもどちらが正解ということはなく、どちらの話にも真実味はあると思います。個人的には自分の世の中の悲惨なことや社会問題などを知ろうとする衝動を止めることはできないと思っているので、いつも何かしら調べてしまうとは思いますが、みんなもそうしろとは思わないです。私は知ることが世の中を変える一歩になると信じていますが、それでもみんなもそうしろとは言わないです。その思考は危険なので。

脳内垂れ流し的にだらだらと書いてしまいましたが、何はともあれみんなが幸せならそれでいいと思っています。みんながみんな、自分の幸せを真摯に追求すればいいのに…と思うのですが、「自分さえよければいい」だとそれもまた違うし、難しいですね。過度な自己犠牲とか我慢とか他人のために頑張りすぎるとか…、やめたらいいのにとは思いますけどね。我慢するからストレスがたまり、他人に当たって(ハラスメント行為)人間関係がこじれたりするものですからね。みんなが幸せであるといいなぁと思う一方で、「みんなの幸せのために、思いやり…」と何かを強制したり、干渉しすぎることは、「みんなの不幸」につながるんだなということは日々感じています。みんなの我慢と全体主義はみんなの幸せを遠ざけるものだと実感しますね。

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