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Turkuへの車窓から

ヘルシンキから約2時間強の街、
Turkuに向かう電車に乗っています。

多分麦?が実っていて、麦を刈り取っている農機がちらほら。
すでに刈り取りを終えて耕しているところもある。

休耕しているのか草が生えている場所もあるが、
日本と比べると草の勢いがかわいらしい。

やはり電線がみえない。
Turkuまでの線路沿いは麦畑で、
野菜は他の場所が産地のためか、
ビニールハウスが見当たらず、
個人的にはこのビニールハウスが見当たらない景色は
非常に気に入った。

自宅近辺は葉物野菜の産地で、
ビニールハウスが多いので、
景観としての美しさは部分的。

自宅近辺に限らなくても、
美しい農村風景の写真を撮っても、
電線や電柱が写り込んだり、
ひどいと高圧電線があったり、
家を含む人工物が現代風かつ趣がなかったりと、
非常に魅力的ではないものになることがある。

こちらでも大規模農業のために、
圃場の整備は当然しているんだろうけど、
それでも直接にこだわらず、
自然の曲線をそのままにした畑になっている。

そして、昔の日本の農村のようにところどころ残る木々があるのも、この景色に惹かれることの一つだと感じた。


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