親の介護のため起業しました【第二話】まずは休養を取ろう
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怒涛の日々を書いてから、のんびり休みましょうだろうとお叱りを受けそうだが
休む、休憩することは大事
夫から「会社辞める」と言われ一番最初にしたことは、前会社役員辞任後すぐの平日に、温泉旅行をするためのネット予約だった。
以前の会社は夫の父親が起業し、一代で築いた会社だ。
夫には複数名の兄弟がいる、姑も女の子が欲しかったようだが、全員男の子だった。こう書くと大体の人数は想像できるかと思う。
長兄は北都で起業しており、すぐ上の義兄が義父亡き後社長職を務めていた。
夫は四十年間休みなく働き、足に人工関節が入っている。
私たちの旅は、懐かしい地を巡る旅でもあった。
子どもたちが小さなころ一緒に行ったコテージや
公園を巡ったり
懐かしい風景を楽しみながら、温泉のホテルへと着いた。
皆さんもご存じだと思うのだが、観光地や温泉街のホテル料金は、平日と休日の前日とでは大きく違う。込み具合も全く違う。
空いているところで、ゆっくりとしたかったのだ。
一生に一度最高の贅沢をするために
そう、あのときは「一生に一度のことだから」と客室露天風呂付の部屋をチャージしたのだ。
よくそんな贅沢な選択が出来たと思うのだが
私は夫と初めて会ったときの印象は「この人とならば、毎日美味しくご飯が食べられるんだろうな」だった。
独身時代の私は、痩せている割には食いしん坊だったので、美味しく食事が出来ることは大事だった。
だから夫が会社を辞めても、食いはぐれることは無いと不思議な自信があった。
毎日美味しく健康でご飯が食べられるのならば良いじゃないか、それが人生における最大級の幸運であると。。。。
二泊三日の旅でこれからへの英気も養えた
今は会社も従業員が増え、そう簡単に平日会社事務所を空けることはできなくなった。
それでもまた平日の温泉に行きたいと思う
従業員にも家族と出掛けるときに、有給休暇を利用するように勧めている。
皆さん真面目なのか、子どものスポーツ遠征の同行だったり、両親の通院のため遠方に行くときや墓参り等で、有給休暇を消化している。
働くことも大切なことではある、仕事によって自己実現を図るタイプの人もいるだろう。
だが健康であることは何物にも代えがたいことだ。
たまにはゆっくりとしようではないか
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