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ワールドキッチンでつながる地域コミュニティの輪

釜石に住んで働いている外国の人たちといっしょに、
その国の料理をつくって食べよう!
という、ワールドキッチンをやる、というので参加してきた。

企画したのは地域おこし協力隊のターニー。
今月いっぱいで札幌に帰っちゃうんだよね。
これが最後のイベントかな。

ワールドキッチン、料理をつくって食べよう、っていうことで、
女性がたくさん参加するのかな、と思っていたら、
参加者は全員男性。
フィリピンからエルマーとアルマン、ベラルーシのドミトリー、アメリカのスティーブン。
キッチンだから女性、というのは「無自覚バイアス(unconscious bias)」だった。反省。

その代わりじゃないけど、地元甲子(かっし)地域の元気なおばさまたちが、
外国人の3倍近く集まってくれた。
3グループに分かれて、ベラルーシ料理の「ドラニキ」をつくったんだけど、
ま〜、にぎやかにぎやか。
レシピはこれ。

最初こそレシピを見てたけど、そのうちみんなそれぞれのやり方になっていった

来日して1年のドミトリーは、まだ日本語に慣れていない。
おばさまたちは、最初こそゆっくりとした日本語をしゃべっていたけど、
そのうち普通の調子になって、釜石アクセントのマシンガントーク。
ドミトリーにあれどうするのこれどうするの、
わたしでも聞き取りにくいしゃべりで、こりゃドミトリームリだろと笑った。

やっぱり初めてつくるものだから、なかなかうまくいかない。
ひき肉のパテを薄く整形し直したり、
じゃがいもベースの生地がゆるくて小麦粉を足したり、
おばさまたちもみんなスマホを持っているから、
ネットやアプリで調べればレシピはでてくるし、
なんならChatGPT使えば、
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以下は、20人分の「ドラニキ」(ポテトパンケーキ)のレシピです。

材料:

5kgのジャガイモ
2個の玉ねぎ
10個の卵
300gの小麦粉
塩、こしょう(お好みで調整)
サラダ油(揚げる用)
手順:

ジャガイモを洗って皮をむき、すりおろすかフードプロセッサーにかける。皮は捨てずに使いたい場合は、洗って十分に乾かし、カリカリに焼いておやつにすると良いでしょう。

すりおろしたジャガイモを布かキッチンペーパーで水気を絞ります。水気を十分に絞ることで、パンケーキがしっかりとした食感になります。

玉ねぎをみじん切りにし、ジャガイモと混ぜ合わせます。

卵を割り入れ、小麦粉、塩、こしょうも加え、よく混ぜます。

大きなフライパンにサラダ油を中火で熱し、ジャガイモの生地をスプーンで取り、フライパンに広げます。厚みはお好みで調整してください。

両面がきつね色になるまで焼き、キッチンペーパーなどで油を切ります。

焼き上がったドラニキは、お好みでソースやサワークリーム、刻んだハーブを添えてお召し上がりください。

このレシピで、20人分のおいしいドラニキをお楽しみください!

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一瞬ででてくる。

でもみんなスマホなんてなかった時代かのように、
それぞれのチームで工夫をし始めた。
パテを薄くしたり生地を固くするほかにも、
焼くときの火の強さ、油の量、生地の大きさ、
肉パテは先に焼いておいたほうが時短になる、とか。
(卵を割るのはぜんぶ、初めての料理になるアサヒ君にまかせた)

みんなで試行錯誤しながら、
正解がない分野での最適解を探していた。

左からスティーブン、えいご、あさひ

ドミトリーは日本語でのコミュニケーションあやしいし、
おばさまたちも標準のでのコミュニケーションあやしいし、
公民館のキッチンでもあるし大丈夫かな……、と最初は思っていたが、
10時から始めて12時にはつくり終えて、
つくりながら片付けていたので、後片付けはすぐ済んで、
さあさあみんなで食べましょう、ということになった。

ベラルーシから来たドミトリー、ひと口食べて
「なつかしい……」

左アルマン、右ドミトリー

じゃがいもの粘りとみじん切り玉ねぎの食感がマッチして、
外側パリパリ中ほくほく。
じゃがいもだからか、げんこつぐらいの大きさのを2つでけっこうお腹いっぱいになった。

ワールドキッチン、またやりたい。