服装で自分の伸びしろを広げる
昨日は早稲田大学の卒業生の結婚式だった。
大隈塾の学生アシスタントをしてくれていたダイコン。
その当時の大隈塾で学んでいたOGOBたちが大集合。
おめでたい席ということもあって、みんな笑顔。
学生時代からするとちょっと成長したかな。
学生のときからしっかりしていたからか、
あまり変わらない気もするけど、
大学の教員をしていて一番うれしい場面のひとつ。
だけどちょっと、服装が……。
ちゃんとしている場なのに、なんか物足りない。
(だから早稲田だ、っていうこともあるけど)
土曜日は、社会人の大隈塾だった。
テーマは「セルフスタイリング」。
服装で自分伸びしろを広げる、ことが目的。
講師のパーソナルスタイリストの政近準子さんは、
「個性」から「素」の時代だ、という。
個性を服装で表そうとすると、見せ方に気を配ることになる。
「素」の自分を表そうとすると、自身の「あり方」をしっかり持っていないといけない。
服装について、学校では学ばない。
中学高校は制服だし、
大学ではそんな講義はない。
だから、就活のときにみんな同じ格好をする。
その延長線上に会社がある。
ビジネスマナーについては教わる。
だけど、服装についてホントのことは知ってる人はほとんどいない。
ボタンダウンのシャツにネクタイ締めたらダメよ、っていうことは教えてくれないし、管理職だって堂々とボタンダウンにネクタイしてる。
服装で自分自身のあり方が問われるし、
自分の組織、自分のチーム、自分の家族のあり方も。
政近準子さんは「装力」という。
装いの力で自分のあり方を表現する。
装力はプレゼンテーション能力だ。
プレゼンテーション能力は、ヒューマンスキルのひとつだ。
装力で、自分の伸びしろをひろげていく。