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幸せになれるカメラってどんなカメラですか?

ここでも何度も取り上げたけど、幸せの4因子なのよ。

ありがとう
やってみよう
なんとかなる
自分らしく(ありのまま)

昨日の大隈塾についに、
『幸せのメカニズム』の前野隆司先生がご登壇(オンラインだけど)。

いままでなんとなく「いいじゃん!」って感じでぼんやりと使っていたけど、
よくよく詳細見てみると、こうなってた。

【やってみよう】第1因子=自己実現と成長の因子
夢、目標、
強み、成長、
自己肯定感

【なんとかなる】第3因子=前向きと楽観の因子
前向き、
楽観性、
自己受容

【ありのままに】第4因子=独立と自分らしさの因子
独立、
自分らしさ

このみっつが<個人のあり方>、
下は<関係性の質>

【ありがとう】第2因子=つながりと感謝の因子
感謝、利他、
許容、承認、
信頼、尊敬、
自己有用感

自分個人としての心がけと、
相手や仲間との関係性、

というふたつの次元によって、幸せな状態になれる。

前野さんは、大学を卒業して、キャノンに就職。
カメラのメーカーで働いていた。
そこで大隈塾の学生から、
「幸せなカメラがあるとすれば、どんなカメラですか?」
という質問があった。

ドラえもん的でもあるけど、なかなか良い質問だ。

前野さんの答えは、
「幸せの4因子で考えてみましょう」
なるほど。

「どんなカメラですか、っていうカメラ本体、ハードに注目するのもいいけど、
そのカメラを使ったら、どんな関係性が生まれますか、って考えてみると、」

問いの立て方を変える!

「たとえば、そのカメラを使って撮った写真を見せ合うSNSができたり、
そのカメラが好き、という人たちのサークルができたりするとすれば」

ファンベースだ!

「そのカメラって、幸せのカメラじゃないですか」

幸せの4因子をつかって、ハード=個人のあり方から関係性の質へ、
問いの立て方を変える鮮やかさ。
しかも、ファンベースになっていた。
幸せのカメラは売上が上がり、社員も会社も幸せになれる。

幸せの4因子は、問いのデザインのヒントにもなる。