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リーダーじゃなくてもリーダーシップは必要なもの

社会福祉士の人たちに講演した。

社会福祉士ってどういう仕事なんだろうか、と。
少し調べたら、
・国家資格
・もろもろ福祉関係での相談に乗るけど
・介護福祉士とは違って、介護の専門家ではない
・ソーシャルワーカーと違って、国家資格が必要
・ケアマネジャーとも違って、そこまで医療に特化してない
などなど。

社会福祉士に必要な能力はというと、

・相手の立場に立って考えられる
・協調性、コミュニケーション能力
・社会貢献、地域社会への関心
・自分の感情をコントロール

などなどなので、リーダーシップの話をした。

リーダーシップで話し始めると、
「わたしには関係ない」
「わたしはリーダーになるつもりはない」
といわれがちなので、

・あなたが思い描いているリーダーシップと、最近のリーダーシップはたぶん違っている

というひと言を入れて、

・リーダーシップは、メンバー全員が発揮するもの
・リーダーシップには、「支える」という行動もある
・リーダーシップは学習可能

ということで、
「シェアド・リーダーシップ」「権限のないところでのリーダーシップ」
を紹介し、このタイプのリーダーシップは、
3つの要素から成り立っている。それは、

・目標設定、シェア
・率先垂範
・相互支援

ただこの3つを意識して行動すれば、
あなたにはリーダーシップがあることになる、と、
繰り返し繰り返し説明した。

そして、

こうしたリーダーシップを身に着けた人がたくさんいる職場と、
こうしたリーダーシップを身に着けた人がいない職場と、
どっちが働きやすいですか?

という問いを投げかけて、講演を終えた。