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駅弁か成城石井か、の晩ごはん

成城石井で1810円だった。

昨日は東京日帰りの仕事。
朝5:13釜石駅を出発、
夜23:03釜石駅に到着。

夜ごはんは帰りの新幹線の中、
という予定だったので、
東京での仕事現場近くのコンビニで弁当とサラダを買うつもり。
駅弁を買いたくなかったから。
食べたくないのではない。
駅弁は、買いたくない。

駅弁の良さは十分にわかる。
小さな空間に見た目もよくぎっしりと詰め込まれている収納のワザ。
しかもどれもこれも素材や調理法に意味と特徴がある。
地のもの素材、焼き方炊き方煮方あれこれ。

開けたときに蓋についたごはんとか、
カリカリ梅の下の赤く染まったごはんとか、
そういうのも大好き。
(最近は抗菌シートが載せられているから蓋についたごはんはあまりなくなったけど)

わくわくするようなエンタメ要素も演出料として入って、
駅弁は1000円を超すものになっているんだろうけど、
それはわかっているけど、どうしても弁当に1000円超はどうだろう。

自分基準でコスパが悪い。

ということで、夜のごはんはコンビニ飯。
で歩いていると、成城石井に出会ってしまった。

コンビニか成城石井か。
推しと義理のコンビニか、釜石にはない成城石井か。

迷いに迷ったけど、ここは成城石井。
中に入って釜石では手に入らないレパートリーのお惣菜。
迷いに迷ったけど、もっともわくわくする4つを選び、かごに入れてレジにいく。
・緑黄色野菜サラダ
・ポテトサラダ
・エビと蒸し鶏の生春巻き
・深谷ねぎの油淋鶏

合計1810円(税込み)。
……駅弁買ったほうが安かった。

いやいや、エンタメはいらない。
油淋鶏のエネルギーを、3種のサラダで相殺している。
われながら良いチョイスだ、わくわくもあるし、
と1810円ショックを包み隠す。

彩り最高の緑黄色野菜サラダ、安定のポテトサラダをつまみながら、
生春巻きのパックを開けて、辛いソースをたっぷりぬって、
ばくっとかじると、パクチーの味がどっかーん!

パクチーはとっても苦手。
自分基準で、ちょこっとでもダメ。
ホントにダメ。
なのに、思いっきり……。

大事なわくわくがなくなってしまった。