オンライン授業のウラのワザ
早稲田大学の大隈塾は、対面とオンラインを同時にやる「ハイブリッド型」で授業やグループワークをしている。
ハイブリッド型に限らず、オンラインのグループワークでは、
ワークをうまく進行させていくファシリテーターが重要。
だから、メインのファシリテーターのほかに、サブのファシリテーターが3人いる。
タイムマネジメントをしているファシリ、
オンラインで受講生がなにかトラブルがあったときのリスクマネジメントのファシリ。
授業中に受講生が発言するときにマイクを運んでいくマイクランナーファシリ。
この4人は授業中、オンライン授業とは別チャンネルでコミュニケーションしている。
別チャンネルは、主にLINEグループを使っている。
グループワークは、時間通りに進まないことがよくある。
そうしたときに、タイムスケジュールの修正をLINEで確認したり、
グループワーク中に出会ったいい発言やみんなにシェアすべき発言を、
メインファシリに伝えることもあ。
受講生のチャットに対応するのもサブのファシリの役割。
大事なのは、サブがメインのファシリをチアアップ(励ます)すること。
メインのファシリは、そう思わせないだけで、けっこうテンパってる。
そんなときに「いいね!」を送ったり、
「うまい!」「さすが!」と持ち上げてあげると、
ファシリはその短い言葉を横目で見て、勇気をもらったりする。
オンラインのイベント(授業とかトークライブとか)では、
そうしたファシリテーターたちのチームワークが大切になる。