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会議には5つのゴールがある

ディスカッションとダイアログの違い

大事なのは、ディスカッション(議論)じゃなくてダイアログ(対話)なんだよね、
とよくいっている。

ディスカッションは、たとえばAの意見とBの意見のどっちをとるか。
意思決定でもある。

対してダイアログは、Aの意見もBの意見も尊重する。
なんなら、ふたつ足したり引いたりしながら、Cという意見をひねくりだす。
大前提が「否定をしないこと」となっている。
合意形成でもある。

ってなことをいっていると、ビジネスパーソンからは、
「ダイアログもいいけど、会社の会議ではディスカッションしかない」
と反論される。

確かに、学びの場ではできるだけ多くの意見を吸収しながら成長していく。
ので、ダイアログが重点的になる。
でも、会社の会議では、そうじゃないのか?
会社の会議ではダイアログは不要なのか?

会議のゴールを使い分ける

とずっとモヤモヤしてたら、昨日のZENTech Morning Onlineで
「会議には『ゴール』がある」
「5つのゴールを使い分けると、心理的安全性がつくられる」
とあって、はっとした。

会議のゴールとは、
①共有
②発散
③整理
④意思決定
⑤プロセス、役割分担

会議を始めるにあたり、まずはゴールを共有する。
「今日のゴールは、発散です。ブレーンストーミングやりましょう」
とか、
「今日のゴールは、意思決定です」
とか。

ゴールを共有すれば、横道にそれても戻しやすいし、
発散なのに意思決定まで求められていると勘違いしなくてすむ。

だから、「会社の会議にはディスカッションしかない」はずはない。
それは会議のやり方を整理したほうがいい。

ときおりミーティングが、連絡とか確認とかばっかりになって、
なんとなくチームの雰囲気が悪くなるときがある。
そのときは、発散のミーティングをはさめば雰囲気改善するかも。


thanks to ZENTech Morning Online