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電子機器との向き合い方



発達障害に電子機器は向いているか

おそらくシンプルに答えはYes。
とにかくぼーっとすることができない、余暇をうまく使えない息子にとっても必要なアイテムだ。突然イレギュラーに空いてしまった時間。
息子に限らず、ほとんどの人がこの恩恵を受けている現代だが
答えが明確にさっと出る、持ち運べる、耳より目で見る情報のが特性上頭に
残るのでスケジュール管理やメールのやり取りも会話より精度が上がる。
今後大人になるにつれ、さらにスケジュール管理や覚えることも大事になってくると思う。これらの作業が非常にやりやすいため、トライアンドエラーを繰り返し自分なりにベストな方法を見つけてどんどん活用してほしい。


電子機器を取り扱う上での注意点

ただ、特性上、過熱中になりやすいため、他のことが疎かになったり
疲れていても気付かずやり続けてしまうことが多い。
また、過熱中から疲れはて、怒りやすくなったりする。ただでさえ興味の偏りがある発達障害にとってこれを放っておくと深刻な事態になりかねない。
前の章で述べた利便性と表裏一体で引きこもりや体を壊しかねない。
親としては適度な声掛け、電子機器以外への興味の誘導、時間制限の縛りなどこちらがコントロールをしてあげることが学校生活を過ごせるカギになるのではと感じている。
与えていれば怖いくらい静かになるがそれだけでは自立への道は厳しくなるので家族の協力が必要だ。


失敗は今のうちにたくさんしておこう

親としてはただでさえハマりやすい電子機器にさらにズッポリハマってしまうため、バランスの悪さもあって小さい頃から悩みの種であった。
15歳という思春期の中、青年期になっていく息子と一緒に過ごしてきて今だから言えること。
それは発達障害の育児は小さいうちからたくさんのトライアンドエラーを経験しておくことが大切だということ。
定型発達の子より要領よく経験から学ぶというのが難しいので、とにかく数をこなしてなんとか少しずつ身につけていくことが自立への道につながる。
おそらく日常生活や学業などの妨げになりやすい携帯電話やゲーム機など・・・小さい頃は禁止!とか持たせない!という選択肢もあると思う。
そうして過ごすことも可能だし、その期間は電子機器使用の注意点も回避できる。ただ、現代に携帯を使わず生活していくことはできるだろうか。大人になるにつれ使わざるえなくなる。禁止事項にしてしまうとその練習の機会を奪ってしまう。
禁止させれトライアンドエラーも経験してない場合、大人になってから本人はかなり困るのではないかと思う。
SNSなどのコミュニケーションや、ゲームや課金問題など人と交わった時
発達障害の特性上、何かとトラブルが絶えないからだ。
今なら、短文でトラブルの起きやすい友人とのメールでのやり取りも少しアドバイスできるしSNSの使い方やゲームの危険、スケジュールの管理など(携帯を親が与えっぱなしでなく管理することが大事になるので楽なことではないが・・・)
失敗したとしても親がカバーしてあげられる。
その経験たちが自立した際、役立つものになると信じている。







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