無音の羊水
まだおもろく出来てない話し。ここに書いた話しをできるだけおもろくする方に持ってくのが目標。
わりと普通に生きてるから普通の話し
生きてるとビックリすることもしんどいことも起きるから なるべくおもろくして笑ってもらったら良い思い出になりそうな気がする。単に自分の人生おもろかったんやで、って思いたいがための記録。
孤独死とか不憫なことのようにいいますけど 死ぬときくらい一人にさせてよっていうのが叶わない社会なわけだね
千葉から東京引っ越して間もない頃 我々姉弟はようやくそれぞれの部屋で過ごすようになったんだけど まぁ部屋は隣で ある休みの日の朝、弟の部屋から永遠にカチカチカチカチって音が聞こえて 何やろ、と思って覗いたら 弟がめっちゃ必死に電気の紐を引っ張り続けてた。 え、何、こわ、と思って 何してんのか聞いたら 「水くんでんの」 水汲んでたらしいわ。 その頃、弟よく布団持ったまま二階の自分の部屋からリビング降りてきてリビングで寝て 起きたら記憶ないみたいなこと続いとった
小さい頃、サ行が言えなかった。 サ行が言えないでサンタさんと言おうとするとどうなるか。 正解は 「タンタタン」 サンタさん言えないけどリズムは取れたよ。 ドラムの娘だけあるわ。
小学生の頃、「魔法騎士レイアース」ってアニメがやってて それが好きで見てて、主題歌も好きで、よく歌ってて 田村直美さんの「ゆずれない願い」 そんでずっと歌っとったら親父が、 「田村直美さんは最初バンドでデビューしてるんだから、好きならバンド時代から聴かないと」 って言って ちょうどその時、田村直美さんのバンドの「PEARL」が復活した年やったんだけど そんで、PEARLの特集が載ってるバンド雑誌買ってきて 見た目めっちゃかっこよかったし、バンド時代から聴きたいのはわかる
親の離婚とか、学校でもいじめとかあって、 小学生の時は本当にめっちゃ何で生きとるだけでこんなことなんのやって感じで 親父がナイフ的なサムシングをテレビんとこ置いとったから手首切って死んだろと思ってしまったことがあって 当時小学校三年生やったけど ナイフ持った瞬間、弟帰ってきて、事には至らんかったんやけど、 その数日後、あたしの帰りが遅くなって弟が家で一人になってしまったことがあって そん時弟まだ幼稚園の年で、めっちゃめっちゃ泣き虫やったんけど、 その日帰ったらエライことな
詳しくは機会があったら書くけど、18の頃ホームレスやった。 ホームレスていうても大体ネカフェかファミレスか男の家転々とするとかで 何とか室内で大半過ごしとったんやけど まぁどーしようもない時とかは高架下とかで縮こまって夜過ごしたりするわけ。 一番問題になるのは、 布団でゆっくり平和に寝たい という件。 ネカフェ→狭い、床硬い ファミレス→ウトウトできても眠れん 高架下→とにかく寒い(冬だったんで) 金銭的なとこもあるけど、大体無一文でも適当に男捕まえたら布団で寝れるん
19くらいん時、付き合っとった人がバンドマンやった。 ある日、彼氏が渋谷のまぁまぁくらいな箱でライブやった後に渋谷で待ち合わせしとった。 今思えば渋谷でライブやった後に渋谷で待ち合わせってだいぶアホやなと思うけど。 でまぁそんな時間からの待ち合わせやし、若い男女やから当然その後ホテルとか行くわけで なら案の定、お客さんに見られとったらしくて、うちらがホテル入るとこを2ちゃんで実況中継されとった。 バンドマンと付き合っとると叩かれることあるって噂には聞いとったけど、ついに
小学生の頃、親父が誕プレ買ってくれるって駅前のデカい店連れてってくれた。 そん時、ちょうど音楽とか聴き出した頃やって、まだカセットテープの時代やったけど、 ウォークマンが欲しかったから、買ってくれるってなって ウォークマン置いてる売り場行って そんであたし青とか水色とか好きやったから、 ちょうどキレイな水色のキラキラしとるSONYのウォークマンあって、めっちゃ気になって 何回も色々選ぶのに見て周るんやけど、やっぱりその水色のやつの前で立ち止まって見てしまってて けど、おじ
小さい頃、道に落ちてる落としもんを何でも拾って交番に届けるめちゃくちゃ良い子やった。 ボタンとか1円とか何やもう忘れたけど、 落ちてるもんは誰かが落として困っとるもんなんやで、交番届けたらなあかんのやで、って言うのをめちゃくちゃ模範的に守ってて そんで届け過ぎてお巡りさんもめっちゃ覚えてくれて お巡りさんから母親に 「家帰ったら褒めてあげてくださいね」 とか言われとったらしい。 で、ある日家の前に指輪が落ちとった。 なんか見たことある銀のシンプルな大人のサイズの指輪やった。
小さい頃は家が貧乏だった 家賃3万程度の団地で家族4人で住んでた 親父はバンドマンでドラムだったから家にドラムセットも転がってるような感じで もちろん借金もあって よく取り立ての人も来てた その度に母親は怒ってて ある日親父が仕事から帰ってきたと思ったら、中指の第一関節から上がなくなってた。 そん時の親父の仕事はトラック。 親父は重い鉄のドアに指挟んだんだよ、とか言ってたけど、 幼いながらに、あこれ絶対取り立ての怖い人に指詰められたわって思った。 よく聞くのは小指や言うてた