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「切磋琢磨」するなら全員ぶち抜くつもりでやれ。

はじめに

おはようございます。
むぎです。

仲間内やライバル同士で「切磋琢磨」するとよく言いますが、
私はなんとなく昔からこの言葉が腑に落ちませんでした。

ところがこの言葉について調べてみると面白い発見があり、
今日は幼少期から感じていた違和感を言語化した上で、
「切磋琢磨」というキーワードで
私が常に物事に取り組む際に意識しているマインドをご紹介していきます。

「切磋琢磨」には二つの意味があった

今回この記事を書くにあたって、
「切磋琢磨」という言葉の意味について改めて調べました。

学問をし、徳を修めるために、努力に努力を重ねること。
また、友人どうしで励まし合い競い合って向上すること。

(引用〈小学館 デジタル大辞泉〉より)

切磋琢磨というと、冒頭で使ったように、
競い合う、高め合うというニュアンスで使われることが多いと思います。
というか、私はそれでしか聞いたことがありませんでした。

しかし、この言葉にはもう一つ、
学問をし、徳を収めるために、努力に努力を重ねること。
というあくまでも自分を高めるというだけの意味もありました。

私が知らなかっただけなんですかね。
少なくともどこかで習った記憶はないんですよね。

ある意味、これで私の中でこの「切磋琢磨」という言葉に対する
違和感は解消されてしまったのですが、
次のパートからはそもそも自分の中にはどんなマインドセットがあったのかについて書いていきます。

競い合うのではなくて

私が「切磋琢磨」という言葉の気に入らないなと思っていた部分、それは、
競い合う、高め合うという部分でした。

大前提、志を共にする仲間がいることは否定しません。
宝とも言えるでしょう。
競争があるからこそ、いいものが生まれるというのも理解できます。

しかし、本当に競い合っていていいんでしょうか?
競い合うということは実力がほぼ拮抗しているということ。
どちらが勝ってもおかしくない状態な訳ですよね。

本当にそのレベル感でいいのですか?
あなたは勝ちたいと思っていたのではないですか?

いつまでも井の中の蛙でいるつもりなら構いませんが、
本気で勝ちたいと思っているのであれば、
みんなと同じ土俵で戦い続けているのは少し違うんじゃないでしょうか。

どうせやるなら、圧倒的に突き抜けた結果を出したくないですか?
そうすれば勝利は確実なんですから。
そのために自分を磨き続ける、高め続ける。
こっちの意味での「切磋琢磨」をしてみてもいいのではないでしょうか。

相対的にみて多少優劣がつくくらいの結果で満足しているのではなく、
ぶっちぎりで、誰がみても否定のしようがないほどの成果を出すつもりで
やってみてもいいんじゃないですか?

以前から私がぼんやり抱いていた感情、
それが最近この本を読んではっきりしました。

あのイーロンマスクと一緒にPayPalを創業したヤバい人ですね。
イーロンたちと比べて積極的に表舞台にしゃしゃって出るタイプではないみたいなのでもしかしたら初めて知ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回の内容とは少し食い違う部分はあるかもしれませんが、少なくとも軸の部分においては
この本を読んで私の中のぼんやりしていた思考は明確になりました。

なんで大体みんな並べてちょっと出てるか凹んでいるか
程度の差にしなければいけないのだろうと思っていました。

多少僅差で勝利できたとして、その小さな枠組みの中では一番に慣れたとしても、少し離れた場所から見たらそれは誤差でしかなく、
見方によってはみんな同じに見えてしまうのではないでしょうか。

高校野球なんかを見ていると、
みんな全国の予選を頑張って勝ち抜いてきた代表選手たちであるにも関わらず、
なんだかやたらと強くてどののチームもコテンパンにしてしまうチームって
時々いませんか?
ああいう選手たちを見ていると、
全国に行くことを目標にしているチームと、日本一を目標にしているチームの差が
明確に現れますよね。
最近やっていた下剋上球児というドラマのラストシーンなんかは
まさにその現実を表していて、すごくいい演出だなと思ったことを思い出しました。
途中設定についていけなくて離脱してたけど、最終的には面白かったなあ。

少し話が脱線したような気がしますが、
まさしくこの通りだなということで、
自分が今いる狭い枠組みの中でだけでなく、
それより大きな枠組みの中でも通用する力をつけることを
意識して行動してみてはいかがか。
というのが私からお伝えしたかったことです。

おわりに

さて、周りとどんぐりの背比べをしている程度ではなく、
もっと先を見据えて成果を出していくのが理想的だよね。という話をしてきました。

そうして圧倒的成果を出し続けてきた人は、
そのさらに上のフィールドでさらにハイレベルな
切磋琢磨を繰り広げるようになるんですよね。

全員がこうやって頭一つ抜けようと自分を磨き続けることができる組織では、
結果的に常に組織内でのハイレベルな切磋琢磨が行われていて、高い成果を出し続けているんだろうななんて思っています。

こういう人が転職市場では無双するんだろうなと思っています。
社内で多少実績を上げた程度より、
誰がみてもすごい、欲しいと思える人材なんですからね。

組織に属しているとなんだかんだとその組織の中のものさしに基準を
合わせてしまいがちですが、
少し視野を広げて、その先のフィールドを意識して成果を出すことを念頭に行動していれば、間違いなくあなたはその組織の中では一番になれますし、その先にもっと素敵な環境が待っているかもしれませんね。

そのためには周りではなく自分に目を向けて、磨き続ける。
結局私がやっていたことも「切磋琢磨」だったのでした。
というオチです。
なんかあんまりパッとしなかったですかね、
まあ、そんな日もあります。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。

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