肩のあがりにくいあなたへ。
毎度、ヌンチャク・コーイチです。
札幌市内で出張整体しながら、
時折ヌンチャクを振り回しております。
怪しいものでは・・ございません。
では早速本題に・・・
の前に一つ質問です。
「あなた、肩あがりますか?」
「YES!」の方はここでそっと
このnoteを閉じてください。
きっと他の記事を読む時間に
充てたほうが有意義です。
では、
「NOぉぉぉぉっ!」
と肩をさすりながらお答えして
くれたあなた。
よかったですね。
どうぞこのままお読みください。
読み終えるころには
きっと、あなたの肩の可動域が
上がっている事でしょう。
というわけで、
今回は「肩があがりにくい人」に
お試し頂きたいセルフケアをご紹介して
参ります。
今回やって頂きたい個所は
二つなんですが、
そもそも「肩があがりにくい」とは
どういう現象なのでしょうか?
考えられる要因は複数ありますが、
大まかにいうと、
肩本来の挙動が妨げられている。
さらにいうと、
肩の挙上に必要な筋肉の収縮が
上手く機能していない。
分かりやすく言うと、
「どこかで引っ張られている」
という状況なんですね。
なので、
とりわけ引っ張られやすい個所を
モミモミしてリリースすることで
肩の動きを良くしていこうという
試みでございます。
やり方は簡単です。
まずはこちらを。
まずはこの青い個所をほぐしていきましょう。
この場所は「前鋸筋:ぜんきょきん」
肋骨の側面に張り付いた筋肉で
主に腕を前に出す役割を持ってます。
脇の下から肋骨の側面に伸びている
比較的薄い筋肉です。
そしてこいつがなかなかに固まりやすい。
余談ですが、
この筋肉は呼吸筋としても作用しているので
肩の動きだけでなく、呼吸を調整するのにも
一役買ってくれるのです。
なので、これからやるセルフケアを
是非実践してみてね。
ではやり方いってみましょう。
反対の手の指を広げて、指先を
前鋸筋に沿って当てていく。
人差し指を脇のすぐ下あたりに
セットするとほどよく触れられるかと。
手の形はこんな具合に
当てたらそのまま指を上下に動かして
ほぐしていきましょう。
肋骨から肉を剝がすような
イメージで。
この時、注意するのは
「やりすぎないこと」です。
先述した通り、比較的薄い筋肉なので
やりすぎはかえって筋肉を傷めてしまう
恐れがあります。
目安として、0.5㎝程度の押圧をかけたまま
痛氣持ち良い程度に30~60秒
マッサージしてみてください。
さらにもう一つ。
今度はこちらを。
上から「棘下筋:きょっかきん」
その下は「小円筋:しょうえんきん」です。
こやつらも肩の稼働に大きな影響を
及ぼす筋肉群です。
これらをリリースしたいのですが、
さてどこを攻めましょう?
ちなみに見えてませんが、
この二つの筋肉の表層には
もれなく三角筋がいます。
なので、直接触れるのは困難です。
でも、ご安心を。
ある個所から攻めると、
この二つにアプローチすることが
出来るのです。
それは、ずばり
「脇背面の付け根」です。
私もいろんなところで
同じ話をしてますが、
やはりここは外せないので
何度もお伝えしますね。
片方の手の親指を脇の真ん中に刺して、
残り四本指で脇背面の付け根を掴む。
あとは掴んだまま、
掴まれた側の肩をグルグル
回すと先述した二つの筋肉の
付け根をリリース出来るので、
結果緩んでくれるという算段です。
回す方向は前後各5回程度
やってみてくださいね。
どうでしょう?
やる前とやった後の
肩の動きを確認してみてください。
きっと肩の動きがよくなっていると
思われます。
ただ一度やったから
その後ずっと良くなるかというと
身体はなかなかに複雑なもの。
日々の習慣には勝てずに
また固まってくる可能性が
高いです。
なので、一日2~3度でも良いので
隙間時間見つけてケアしてあげて
くださいね。
その積み重ねで少しでも
状態の良い時間を作り出すことで
ようやく身体が、
「あ、こっちが正解ね」と
認識してくれるようになるのです。
もっというと「脳」が
正しい状態を認識してくれるのです。
そうなればしめたもの。
あなたの身体は速やかに良い方向に
シフトチェンジしてくれるでしょう。
私もあなたの脳が喜ぶような
調整方法を今後もお伝えできるよう
邁進いたしますね。
本日のところはこの辺で。
では、良いヌンチャクを。
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