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そうじゃない場合もあるよ。(妊娠.結婚編)


妊娠したとて、
それが現わすメッセージって
「その相手が運命の人です。」
「その人があなたを幸せにしてくれますよ。」
という事ばかりじゃない。


その妊娠が
「2人で生きていく後押し」
というメッセージのカップルもいれば

一方で、
「あなたはどうしたいの?」
「この人と家族になりたいのか、
はたまたセフレや彼氏ポジションで十分なのか?」
「仕事のキャリアや夢を諦めてまで産みたいのか」
という事を尋ねるメッセージのこともよくある。


不妊治療をしている人達からしたら
不本意な妊娠で戸惑う人でさえ妬ましく
中絶なんて選んだ日には
望んでも中々妊娠しない自分事情に重ねて
関係ないのに怒りや憤りの矛先になり兼ねないが

宇宙は、こうして【命】や【魂】を
実に色んな使い方をしてくる。


.

この世の"女"という生き物は
とてつもなく強い存在なのにも関わらず
子を持つという事態になった途端に
"男"を必要とし、その関係に執着し、依存する。


その理由の背景にあるのは、
国や時代によって制度の内容は異なりながらも
この世に太古の昔からある
【結婚】【夫婦】という概念があるからで
【妊娠したら結婚する】
【結婚したら妊娠する】
【結婚したら子供を持つ】
というやり取りを
何万年と繰り返してきた。


だからこそ、今も尚
【妊娠したら結婚すべき】
【子どもには父親が必要】
【結婚したら子どもを産む】
【一姫二太郎が優秀説】
【親に孫の顔を見せるべし】
【孫の顔くらい見せろ】
という、暗黙の暗黒概念が存在し
それに該当しない男女や夫婦、または女性達は
人知れず自分たちを卑下しながら
肩身の狭い思いをしている。
(そんなの○ソ喰らえ〜!の精神で生きれている人も
もちろん増えてきてはいる👍)


.

私は仕事上、いや私だからか?
産婦人科の先生や助産師さんの次ぐらいの頻度で
妊娠の報告とその男女の事情、
中絶、流産、死産、出産の話を聴いてきました。

感動のエピソードもあるし
言葉を失うようなエピソードも
男性の奔放さに失望するエピソードも
産んでも産まなくても決断に後悔するエピソードも
さまざまな命のドラマがあります。


だからこそ思うんですが…

"命"とは、
とても重たいものであり
最も 大切なものです。

でも、だからこそ
まずはあなた自身の命の声を聞いてほしい。

自分の気持ちを置き去りにしたり
相手と生きていくつもりもないのに
"まだ見ぬ命"に媚びて、
自分の本音や人生を抑圧する必要は無いとも、
感じています。


命とは、
そこにあるだけで人を喜ばせ
そこにあるだけで人を和ませ
そこにあるだけで愛されるものです。


だから、
それによって苦しむのは
その命の本来の望みではないのです。

産むことをイメージした時の
光と影の割合の比重をよーく感じて
選択していい。



命を授かったとて、
まだその命を十分に喜べる人間でない時や
2人の関係が発展途上の場合や
キャリアや自分の夢を手放したくない時、
"せっかく妊娠したんだから"と
自分の想いを偽ってまで
"人の正解 " や  "世間の正解"を
無理に生きる必要はないと感じます。

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私は、そのお腹の赤ちゃんとおしゃべりしたり
何をどう感じてママのお腹に入ったのかを
事情聴取したりするのですが

【中絶】や【流産】などに
当てはまる赤ちゃんも
実は、ママを全く恨んでいないんですね。

むしろよくあるメッセージがこちら↓↓

「ママが、自分じゃなくてキャリアを選んで
精神的、経済的な自立をするためのきっかけ作りで
今回お腹に来ましたー!見送って大丈夫だよ!」

「この人(男性)と別れる勇気を持ってほしくてお腹に来たんだよ!この人の最低なセリフを聞かないとママは全然目が覚めないからね。」

「ママの子宮と心を綺麗にするためだけのお使いなんで、未来の赤ちゃんのためにお掃除しに参りました~!だから居なくなっても気にしないでね。大好きだよ。ママ自信もって、笑ってて。」

「まだママとパパは心が通ってないから、自分が簡単に産まれたらママは私を産んで秒で離婚するよね。だからママがパパに優しくなった頃に、また会いに来るわ。」

「私はパパじゃなくて、ママに会いにきた。
だから実はパパは全然必要ないのよねー。
きっかけに感謝してる。ママ一緒に頑張ってこ!」

ナドナド、、、
他にも涙ぐむようなエピソードや
フフフと笑える赤ちゃんのエピソードもあり
宇宙から色んな意図で、
地球にやってくる魂たちがいることを
まざまざと知らされる瞬間があります。

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さて。
ここまでは"産むだけが全てじゃない説"を
書いてきましまが、

片や、母親となる女性やその男女が
さほど子どもに煩悩を抱いていなくとも
するりと関所を通過して
産まれてくる命もあります。

ギリギリまで堕ろすつもりでいながらも
何故か産んじゃった、とか

とりあえず産んでみて考えよう、とか

そんなテンションででも
【産む人】と【そこに産まれる命】があります。


そういった場合は
その命を祝福できてもできなくても、
今世で必ず会わなければならない約束があり
俗に云う「互いのカルマの解消」や「清算」、
子を持たせることでその女性の成長を促進したりと
そういった背景があることが多い。


どんな赤ちゃんの意思があり
どんなメッセージが多いかというとこちら↓↓

「ママがばぁばに抱いてきた恨みを解消するには
私が産まれることが一番手っ取り早いと思ってきたよ~ん。」

「前の人生でお互い憎しみあったままだから、神様に仲直りするよう勧められて来たよ〜。
よろしくぅ!!」

「ママの真っ黒い性格の建て直しと
魂の浄化に参りました︎〜♡
しばらくはたくさん困らせるけど、
絶対ママを幸せにする!」

「ハンディキャップもセットしてきたから
今回こそ、家族で愛を思い出そう~!」

「"自由に生きる"をママが体験したいらしいからさ、
自由の足かせ役のエキストラで来ちゃった(´>∀<`)ゝ本当の自由を一緒に体験しよ〜ぜ!」

「ママとパパのDNAと生き方を進化させるために
参上しました~!ま、だから離婚してもいいさ!
とにかくママが笑ってりゃいいからさ。」

ナドナドです。

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命には役割があり
魂にも色々な背景があって
縁のある女性のお腹に宿ります。

産むことが素晴らしくて
堕ろすことは悪なこと、罪なこと、
という2パターンの認識や捉え方しかない事が
女性を苦しめる不幸の始まりで
なんと残念なことかとよく思います。

予定外の妊娠だったとしても
自分の本音で生きる勇気がなく
"これは結婚するべき"と考える要因は

【父親の居ない子どもは可哀想】
【結婚したら幸せになれるという呪い】
【世間の目や体裁】

だと思うんですね。



一方そうじゃなくて、
相手を心から好いていてる関係での妊娠で
愛情を持って関わり合う気持ちがあれば
【結婚】というステージに
挑む意味があるかもしれませんが

はっきり言うと、
これからの時代には
この【妊娠=結婚】という方程式は
衰退していくかもしれないと詠んでいます。


そう。
今回の記事の争点は
妊娠したら結婚する?結婚しない?論です。



愛し合えない、許し合えない男女でも
とりあえず夫婦揃っておけば
子どもには迷惑をかけないと思っている人達が
まだ日本には、ごまんといますが
大切なことを履き違えている気がしてなりません。


これは不妊治療をされている方にも言える事で、
【愛し合えないし許し合えないけど子供は欲しい】
という奇妙な願望も、とても不自然なことです。

その執着や拘りが
自分や相手は然り、そこに居る子どもの人生にも
不健康な在り方であることに気づいて
自分の心が叫ぶ(望む)進路に
進む勇気を持てる女性が1人でも増えることを
願っています。

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最近は芸能界でも、
未婚や事実婚や
パートナーの存在を公にせずに
子どもを産む人が増えましたね。

決断力に欠けたり
頼りのない男性が増えた一方で
だからこそ、
決断力のありすぎる(笑)たくましい女性が増えた。

(ダメンズと結婚して、
ダメンズ育成をしながら自分も成長するという
夫婦スタイルにも意味はありますが😅)

個人的には、新しい出産スタイルは
凄くいい風潮だと捉えています。

先述した、未婚で産むスタイルの人たちについて
そのような境遇の下に産まれて来る子を
同情したり、哀れんだり

そのような境遇で産む女性を
非難したり、心配という侮辱をしたり

一部にはそんな意見を持つ人達もいます。


実際は応援するポジティブ勢が半数以上でも
闇の勢力の存在はひと際 目立つので
未婚や事実婚で産むことに
負い目を感じる人もいるかもしれませんが
全く、気にする必要はありません。


そのネガティブ発言をする人たちは
だいたい、夫婦が不和です。

不幸な自分を絶対に認めたくないから
未婚やシングルで産む人を否定したいんですよね。
(まぁ、これぞマウントってやつですよ。)
※マウントは不幸な人や自信のない人がやる行為☝️


もし、これを読むあなたが
妊娠に戸惑う真っ只中で
誰の意見を聞くか血迷っていたら
間違いなく、くれぐれも間違いなく
「幸せそうな人」
「素敵な笑顔を向けてくれる人」
です。

結婚で苦労しているお母さんや
パートナーを恨んでいる友人や
不幸せそうな顔をした知人の意見など
聞くまでもありません👍

.


【家族とは血を分ける民族】
【血縁こそが正義】
という、集合意識が
私達人間の中には根強くあります。

日本に限らず、この星の人間は
血を分けてなんぼの生き物かもしれませんが

血の繋がりと心の繋がりについては
真っ向から否定します。

激動のカオスを生きる地球人の私達に
今、一番必要なのは
血の繋がりよりも
心や魂の繋がりを感じる人たちとの出会いです。


妊娠したとて、
あなたやあなたの家族や心通う周囲が
父親を持たずに
子どもを産むことを受け入れてくれるならば、
血の繋がりや世間の"家族"という概念に縛られずに
あなたを頼りに産まれてきた命を
堂々と迎えてあげて下さい。
(あなたは間違えていない💓)

.

・妊娠したら結婚論

・結婚しないなら堕ろす論

・結婚したら幸せになれる論

・子どもを産んだら幸せになれる論

・実のパパのいない子は可哀想論

・嫌いでも夫婦であるべき論

この☝️違和感だらけの方程式に
ちゃんと疑問を抱いている人は
本来の人間の在り方へ
目が醒めてきている証拠です。


まだまだ少数派かもしれないけど
その感覚は、間違えていません。

今回の記載は、
かーなーり切り込んだ内容だったかもしれませんが
これから当たり前になっていく話を
当たり前に話しただけです。

妊娠、中絶、流産
事実婚、別居婚、結婚、離婚、
シングルマザーの人生
シングルファザーの人生etc…

この世には色々な男女と命のドラマがありますが
既存の形には納まるつもりのない新種の魂たちが
たくさん産まれてきている今、
これは自然なことだと思います。

自分が妊娠して迷っている読者の方もいれば
自分の子どもや身近な人が中絶を選んだり
未婚で産むことを選ぶことにモヤつく方もいたり、
様々な立場の方から読んでもらえることを願って
書きました。

賛否両論あることは承知していますが
私の感じる側面からの発信ですので
反対派の人も
あくまでひとつの意見だと捉えて
サラッと受け流してもらえたらと思います。


この記事だけでは理解が難しい方や
もっと納得したいと思う方は
ぜひ、個人セッションでお話できたらと思います☺️
お悩みの方はぜひ直接ご連絡下さい。


命の話はシリアスになりがちですが
シリアスになりすぎて
結局大事な核の部分に誰も触れないのは
愛に背いている気がしていました。

記事を読んで下さった人の中には
過去の中絶や流産の古傷に触れて
ヒヤッとされた方もいるかもしれません。

でも、それもまた
その命がもたらしてくれた愛の体験であり
見送った命に生かされていることを再認識して
罪悪感を手放すことができたらとも思います。

別れや悲しみや後悔もありながらも、
生かされている自分の命を
大切に生きたいですね。

.

いや~
すごく長文になりました~! 

最後まで読んで下さり
ありがとうございます✨

またしばらく間が空く予感だけど(笑)
たまに思い出したら私のnoteに遊びに来てもらえたら嬉しいです。

Asami


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