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”食戟のソーマ” 『創真のスフレオムレツ』作ってみた




食欲には勝てない。



幼い頃、トマトが苦手でした。



祖母のおうちで夏の暑い日差しの下

もぎとるお手伝いをしたものです。



太陽を吸い込んだような

つやつや輝く赤なのに、

とっても綺麗だなって

思っていたのに。




食べた食感とあの酸っぱさは

どうにも苦手で、

でも今となっては、

とっても好ましい。



もう取り返せないあの頃の刺激(味覚)



大人になって、

小さい頃にきらいだったものが

食べられるようになったという方

多いのではないでしょうか。


これは私たちの舌の上にある

味センサーの数が大人になるにつれて

減っていくからと言われていますね。

(味蕾といいます、みらい)


幼い頃に危険な刺激として本能が避けていた

「酸味」や「苦味」の味わい方がわかる

ようになるとのこと。



嫌いなものが減るほど

それは

私たちが大人になったということなのです。

(遠い目)



このメカニズム味蕾のこと以外は

ハウス食品さんのサイトに

わかりやすく書いてますので気になる方は

こちらからどうぞ ↓

https://housefoods-group.com/activity/e-mag/magazine/108.html


これは

そんな私がトマトを食べる物語(誰)




要するにトマト買いすぎました。


冷蔵庫の中で柔らかくなりつつあります。


もう大人だから食べなければ。

いそいそ



ということで作りました。

食戟のソーマ 第5巻より

『創真のスフレオムレツ』



\どどん/

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ほわっほわ。


いやむしろ


しゅわっしゅわ。



舌の上に乗せた瞬間に溶けゆくこの儚さは

幼いころのあの夏の日の如く(なに)



卵を一生懸命泡立てただけで

(電動ホイッパーがない)

こんなに焼きあがりふわふわになるなんて。


ニンニクで香りづけしたオリーブオイルで

ダイスカットしたトマトを炒め

赤ワインでじっくり煮詰める。


赤 ワ イ ン (大人)


幼いころだと

美味しさがわからなかったかもしれない

このトマトソース。


トマトまるごと一つ分

美味しさが凝縮されたソース


強い



このソースだけでも

色々な料理に使いたい


たっぷりのバターで焼き上げたオムレツと

絶妙にマッチいたします。



ただし

このスフレオムレツ


賞味期限がありますのでご注意を




食戟のソーマのストーリーの中でも

主人公への課題となるのですが、

時間が経つと

このしゅわしゅわが萎んでしまうのです。


焼き上げてすぐに食べるのが

香りも味も1番美味しくいただける秘訣です。


工程も材料もごくシンプルなもので

どなたでもすぐに作れます。


(※私は著作権に詳しくないので

念のためレシピは毎回記載しておりません。

ご自身で漫画を読んでみてくださいね)



たった今

『天使にラブソングを』という映画を

観ながら作業しておりましたが


それこそ小さい頃に

TVで放送されていたものを観て

それからずっと大好きです。


録画して何回観たかわかりません。


歌を聴いただけであの頃の好きの気持ちが

よみがえって目が潤みました。



小さい頃から変わらずに好きなもの。


大人になってから好きになったもの。



どちらも変わらず

大切にしていきたいものですね。



トマトはもう大好きです。

また作ります。


あー美味しかった!


ごちそうさまでした!







私の体重が増えます。