クラウドファンディングの低価格帯のリターンを考えたい!
「チーム村松の会議室」では、ファッションデザイナー村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を、毎回公開しています(※内容は連載ではありません)。今回は「クラウドファンディングの低価格帯のリターンを考えたい!」ということについて話し合いました。
●クラウドファンディングで2万円以上の商品の予約販売ができるのか?
私たちは今、クラウドファンディングを使って、私たちのニットブランド「AND WOOL」の人気商品でもある「カシミヤ混の大判ストール」を、新しくカシミヤ100%で作って、予約販売に挑戦しようとしています。そこで悩んでいることの1つが「クラウドファンディングで予約販売を行うには、少し商品が高すぎるのではないか?」ということでした。
こちらのストールは、1枚1枚手編み機で編まれているもので、一般に流通している同価格帯のものよりは圧倒的に品質の良いものです。しかし、現在カシミヤ100%で作り変えるために材料の検討などをしているところですが、価格はおそらく2万円を超えてしまいます。チーム村松内で「クラウドファンディングで予約販売するものの価格帯としては、それは高すぎるのではないか?」という意見が出ていました。
●「カシミヤの大判ストール」で挑戦します!
実は先日、上記の懸案事項について以下のnote記事に書かせていただいたところ、価格についてのご意見をお寄せくださった方がいらっしゃいました。(お返事をお返しする前にコメントが消えてしまいまして、大変失礼いたしました。お寄せくださった方、本当にどうもありがとうございました。)
そちらのコメントを受けまして、改めてチーム村松内でも話し合い、このストールの品質は価格的に高すぎるということはないのだから、しっかりとそれを伝えて、やはりクラウドファンディングはこの「カシミヤの大判ストールの予約販売」というテーマで挑戦しよう!ということになりました。
●ストールの関連商品として低価格帯のリターンを用意する
メインの商品は「カシミヤの大判ストール」に決定しますが、支援額の最低価格が2万円以上ということではやはりちょっと高いとは思います。私たちが今回のクラウドファンディングで商品の予約販売をしたい本当の理由は、この商品の製作段階で「在宅ワークを必要とする方たちに雇用創出をしたい」からです。ですから、少しでも多くの方に支援していただきたいという気持ちがあります。
そこで、あくまでメインは「カシミヤの大判ストール」の予約販売にしますが、このストールに関連したもう少し低価格帯の商品をリターンとして用意するのはどうか?という話になりました。
そこで出た意見は以下の3案です。
・ストールと一緒に温まってほしい「AND WOOL」近所の茶農家さんが作っているドリップ式の静岡茶(1000円程度)
・ストールに付ける「AND WOOL」オリジナルのブローチ(3000円程度)
・ストールに付ける特注品のブローチ(5000円程度)
これらの商品はあくまでストールのオプションですが、お茶はもちろん、ブローチも、ストールなしでもアクセサリーとしてご利用いただけるものなので、単独でご購入いただくことが可能です。
●今日の会議のまとめ
クラウドファンディングのメインの予約販売商品は「カシミヤの大判ストール」にすることに決めました。そして、あくまでストールの関連商品ですが単独でもご購入いただける低価格帯の商品を3つ、リターンとして用意することにしました。ここから、具体的にリターン品の制作の準備に入りたいと思います。
●今日の村松の弱音
◯おまけ 〜本日の会議おやつ〜
↓茶庭(渋谷ヒカリエ)然花抄院のアイス抹茶ラテとお茶うけ
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