村松啓市

ファッションデザイナーです。あくせく活動しています。【ポートフォリオ】https://…

村松啓市

ファッションデザイナーです。あくせく活動しています。【ポートフォリオ】https://keiichi-m.myportfolio.com/ 【muuc】https://muuc.jp/【AND WOOL】https://www.andwool.com

マガジン

  • stand. fm 文字起こし

    stand.fm『むらまつの針仕事の話』( https://stand.fm/channels/64a18f83b352effb9dbd0338 )で、お話した内容を元にした記事を読むことができます。

  • チーム村松の会議室

    村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を公開しています。(※内容は連載ではありません)

  • muucからの手紙

    「everlasting sprout」は新たなステージへ進みます。「muuc」始動します。

  • 村松啓市の仕事

    記者カミュさんによる、村松啓市の仕事や作品紹介の記事を集めたマガジンです。

最近の記事

  • 固定された記事

【AND WOOL】はじめましての皆様へ−村松啓市のニット専門ブランドについて改めて自己紹介します。

こんにちは、ファッションデザイナーの村松啓市です。私の運営する2つのブランド【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】、そしてその他のさまざまな活動をいつも応援してくださっている皆様、本当にありがとうございます。 私の運営するニット専門ブランドの【AND WOOL】が、2021年10月23日に、無事に5周年を迎えることができました。 これまで約17年、ファッションデザイナーとして活動してきましたが、5年前にさまざまな思いから立ち上げたこのセカンドブランドが、

    • ファッションブランドのキャッシュフロー問題。職人を守るために取り組んだこと

      ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 ※stand.fm で音声配信しています。 私が運営しているAND WOOLでは、ファーマーズマーケットの野菜のように、ニットも作っている人の顔が見えるようにしたいという想いからさまざまな取り組みをおこなっています。   例えば、店舗内にある作業場を外

      • 地域に新たな産業を。ニット職人を育成しながら事業として成り立たせるためにやったこと

        ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 私が運営しているブランドのひとつである「AND WOOL」は、商品を販売するだけではなく「ニット職人を育てる活動」に力を入れているのが大きな特徴です。ニットカルチャーを広げたい想いから始めましたが、新しい取り組みは多くの課題もあり、多くの気づきも得られる

        • 「ニット」には、生活や人間関係を豊かにする力がある。-AND WOOLを始めたきっかけ-

          ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 今回は、私が運営している「AND WOOL」について、私がこのプロジェクトに込めた想いや、活動を始めた背景や経緯などをお話ししていきます。 ※stand.fm で音声配信しています。 「日常をちょっと豊かに」ものづくりの楽しさを感じられるニットブラン

        • 固定された記事

        【AND WOOL】はじめましての皆様へ−村松啓市のニット専門ブランドについて改めて自己紹介します。

        • ファッションブランドのキャッシュフロー問題。職人を守るために取り組んだこと

        • 地域に新たな産業を。ニット職人を育成しながら事業として成り立たせるためにやったこと

        • 「ニット」には、生活や人間関係を豊かにする力がある。-AND WOOLを始めたきっかけ-

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        記事

          22歳の学生がブランドを立ち上げ東京コレクションに出るも1枚も売れずに大撃沈した話

          ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 私が運営しているブランド「muuc(ムーク)」の前身となる「everlasting sprout(エバーラスティング・スプラウト)」は、私が学生時代に立ち上げたファッションブランドで、今年で20周年を迎えます。 ファッションブランドを長くやっているとい

          22歳の学生がブランドを立ち上げ東京コレクションに出るも1枚も売れずに大撃沈した話

          1本の糸から始まる物語。学生起業を選びファッションショー開催するまで

          ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 今回は、私が運営しているブランド「muuc(ムーク)」の前身となるブランド「everlasting sprout(エバーラスティング・スプラウト)」の立ち上げから、初期のころに取り組んでいたことなどについてお話ししたいと思います。 ※stand.fm

          1本の糸から始まる物語。学生起業を選びファッションショー開催するまで

          「服をキャンバスに。」ファッションブランドmuuc(ムーク)について

          ファッションデザイナーの村松です。ファッションブランドの『muuc』や、ニット文化を広げるプロジェクト『AND WOOL』を運営したり、サスティナブルブランド『CARL VON LINNÉ』のデザイナーをしたりしています。 今回は、私が運営しているブランド「muuc(ムーク)」について詳しくお話ししたいと思います。 ※stand.fm で音声配信していますが、下記に文字起こしをしました。 muucが表現する美しさ。2つの特徴『 服をキャンバスに、気品と彩りを描く。』 歳

          「服をキャンバスに。」ファッションブランドmuuc(ムーク)について

          北海道『えこりん村』のアルパカの毛でニットを編んだ話

          こんにちは。ファッションデザイナー 村松啓市です。 私たちは、『国産』の羊毛を使用した毛糸を作ったり、セーターを編んだり、ラグを作ったりと、30年前ほど前に失われた産業や文化を復活させつつ、ちょっとワクワクするような製品づくりに挑戦しています。 ※その様子はこちらの記事をご参考ください。 その活動の中で、昨年、北海道『えこりん村』さんと出会い、自分たちで飼育した『アルパカ』の毛を採取し、毛糸をつくったので、ニット製品をつくってほしい。という  びっくりする依頼をいただきま

          北海道『えこりん村』のアルパカの毛でニットを編んだ話

          「人の手の温もり」は生きるために必要なもの−【AND WOOL】×【装いの庭】共同プロジェクト「いろんな手」の取り組み−

          こんにちは。【AND MAGAZINE .JP:アンドマガジン】をご覧いただいている皆様、いつもありがとうございます。このマガジンでは、ファッションデザイナーの村松啓市の「半径5mの物語」を紹介しています。 村松がディレクターを務めるニット専門のブランド【AND WOOL:アンドウール】は、現在、手仕事によるものづくりの素晴らしさを伝える「いろんな手」というプロジェクトに取り組んでいます。 この活動は、繊維・アパレル産業の新規事業開発や市場創出の支援を行っている【装いの庭

          「人の手の温もり」は生きるために必要なもの−【AND WOOL】×【装いの庭】共同プロジェクト「いろんな手」の取り組み−

          『ANDWOOLの挑戦』展示会出展の結果と、展示会出展の心得え

          こんにちは。ファッションデザイナー 村松啓市です。 一か月ほど前、2023年の最初の挑戦として、『茶畑の中のニット屋 「ANDWOOL」 今年最初の挑戦』という記事を書かせていただきました。 そして、先日  AND WOOLが持つ問題解決のために、中川政七商店さんが主催する【大日本市】に出展してきましたので、いつも応援してくださっている方に向けて、簡単にはなりますが報告記事を書いてみようと思います。 ■出展した結果 結果としては、名刺100枚ほど交換させていただくこと

          『ANDWOOLの挑戦』展示会出展の結果と、展示会出展の心得え

          茶畑の中のニット屋 「ANDWOOL」 今年最初の挑戦

          こんにちは。ファッションデザイナー 村松啓市です。 私は、ファッションブランド『muuc/ムーク』、と、ニットブランド『ANDWOOL/アンドウール』の運営(デザインやディレクション)そして最近は『CARL VON LINNÉ / カールフォンリンネ』のデザイン担当をしています。 久しぶりに自分の頭の中を、恥ずかしながらnoteに書き綴ってみようと思います。今日は、noteでもたくさんの方に応援していただきながら進めている『ANDWOOL/アンドウール』について。 ●『

          茶畑の中のニット屋 「ANDWOOL」 今年最初の挑戦

          就労支援事業所と作る「ユニバーサルデザインのニット」の商品開発の話

          こんにちは。ファッションデザイナーをしている村松啓市と申します。 私は【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】という2つのブランドの運営をしながら、就労支援や雇用創出などのさまざまな活動に取り組んでいます。 これらの活動に取り組むのは、社会貢献という意味合い以上に、自分たちがアパレルブランドとして長く愛されるものづくりをするために不可欠なことだと考えているからです。ものづくりをするには、それを取り巻く「環境」や「仕組み」からデザインする必要があると、私は考

          就労支援事業所と作る「ユニバーサルデザインのニット」の商品開発の話

          ものづくりの作り手がお客さんに直接製品を届ける意味

          こんにちは、ファッションデザイナーの村松啓市です。私の運営する2つのブランド【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】、そしてその他のさまざまな活動をいつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます。 私は普段、静岡県島田市にある茶畑に囲まれた山間で活動しています。とても環境のいいところで、季節を彩る植物に囲まれて過ごすことは、私の創作活動にも非常にいい影響を与えてくれています。ただ、夜は真っ暗で足元すらまったく見えなくなりますし、ヘビやイノシシが遊びに

          ものづくりの作り手がお客さんに直接製品を届ける意味

          クラウドファンディング4度目の挑戦、いろいろトラブルがあって3日遅れでスタートすることになりました。

          こんにちは、ファッションデザイナーの村松啓市です。私の運営する2つのブランド【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】、そしてその他のさまざまな活動をいつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます。 私の運営するブランドのみんなで挑戦するクラウドファンディングへの挑戦が、今日からスタートすることになりました。今回で4回目です。 実は、3日前の5月20日(金)のお昼からスタートする予定だったのですが、準備段階でいろいろと予定外のことが起きてしまい……

          クラウドファンディング4度目の挑戦、いろいろトラブルがあって3日遅れでスタートすることになりました。

          「いろんな手 vol.2」イベントレポート–【AND WOOL】×【装いの庭】共同プロジェクト–

          こんにちは、ファッションデザイナーの村松啓市です。私の運営する2つのブランド【muuc:ムーク】と【AND WOOL:アンドウール】、そしてその他のさまざまな活動をいつも応援してくださっている皆様、ありがとうございます。 先日書かせていただきました、手仕事のすばらしさを伝えるプロジェクト「いろんな手」についてのnote、たくさんの方に読んでいただけたいようで大変うれしく思っております。 先月末の4月23日(土)と24日(日)の2日間、こちらのnoteでもご案内したイベント

          「いろんな手 vol.2」イベントレポート–【AND WOOL】×【装いの庭】共同プロジェクト–

          私たちは今年、再びクラウドファンディングに挑戦します【チーム村松の会議室】

          「チーム村松の会議室」では、ファッションデザイナー村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を、毎回公開しています。 突然のお知らせになりますが、私たちは今年「クラウドファンディング2022」に再び挑戦することにしました。いつも応援してくださる皆様に、なぜ再びクラウドファンディングに挑戦するのか、その思いをお伝えしたく、この投稿を書かせていただいております。 最後まで読んでいただけると大変うれしいです。 ●クラウドファンディングに3年連続で挑戦しました私たちは、

          私たちは今年、再びクラウドファンディングに挑戦します【チーム村松の会議室】