クラウドファンディングのゴール設定をしたい!
「チーム村松の会議室」では、ファッションデザイナー村松啓市とその挑戦を支えるチーム村松の定例会の内容を、毎回公開しています(※内容は連載ではありません)。今回は「クラウドファンディングのゴール設定をしたい!」ということについて話し合いました。
●クラウドファンディングのゴールをどこにするか?
私たちは今、「AND WOOL」の商品や活動をもっと多くの方に広く知ってもらいたいという思いから、クラウドファンディングに挑戦しようとしています。そこでまず、一番大切なこととして「クラウドファンディングのゴールをどこにするか?」ということについて話し合いました。
出た意見は次の2つでした。
・ニット作品の展示会やイベントの開催
・ニット商品の予約販売
どちらを私たちのゴールにするのがよいのか、1つずつ考えることにしました。
●「ニット作品の展示会やイベントの開催」について
クラウドファンディングのゴールとしてはわかりやすいですし、参考にできるような成功事例も多いので、とてもいいように思いました。ですが、話し合いの中で、2つの懸念事項があることがわかりました。
・クラウドファンディングでお金を集めて開催するクオリティレベルの「展示会」の開催が現状の「AND WOOL」に可能か?
・現在も、静岡を中心としたさまざまな場所で年間を通してたくさんの「ワークショップ」を行っている状況なので、その開催を理由にクラウドファンディングは成立しないのではないか?
●「ニット商品の予約販売」について
市販品をクラウドファンディングのリターンに設定する場合には、規約で決められていることがあるので少し注意が必要だということがわかりました。今回、利用しようと考えている「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」の場合は、次のようなことが定められています。
・一般に市販されている、もしくは定価がある商品やサービス(自らが提供するものを除く)
・一般に市販されていないが、自らが提供する商品で定価があり、リターンの価格がその定価との間に著しく差額が生じるもの
「AND WOOL」の商品は、クラウドファンディング用に値引き販売などをすることは難しいものなので、手数料・送料・リターン価格の設定によって逆に赤字にならないかをきちんと確認する必要はあると思いました。ただ、クラウドファンディング用にオリジナル商品を作ることや非売品のノベルティを出すことは可能なので、ゴールは「ニット商品の予約販売」にすることに決めました。
●参考にできそうな成功例
商品の予約販売で、成功しているクラウドファンディング成功事例をいくつか見つけることができました。
参考にしながら、さらに細かい部分を詰めていきたいと思います。
●今日の会議のまとめ
私たちのクラウドファンディングのゴールは「ニット商品の予約販売」にすることに決めました。参考にできそうな成功例があるのでよく研究して、私たちのクラウドファンディングの骨組みを作っていきたいと思います。それから、メインの商品を何にするかや、価格設定の部分で可能な範囲に収まるかなどを、しっかり確認しておきたいと思います。
●今日の村松の弱音
◯おまけ 〜本日の会議おやつ〜
↓スターバックスのバターミルクビスケットとラテ
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