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さよなら36歳、こんにちは37歳。

本日、37歳になりました!
10年前から誕生日にはブログなどで自分の気持ちの変化や1年間の決意表明みたいなこと書くようにしています。

10年前に書いたブログは、ひたすらに絵文字が多すぎて恥ずかしくて読み返せないし、もはやお蔵入りにしたい…でも、最近ではその事柄すら尊く愛おしい存在になりました。10年前に誕生日ブログを書いてなかったら、こんな気持ちにはなっていなかったんだろうな~。

この誕生日ブログですが、最初は「自分との約束」のために書き始めたものでした。ブログで「意志表明」することで、自分を追い込むために(笑)。30歳を過ぎたあたりから心境の変化があり、無意識のうちに内容に「自分との約束」に「他者へのエール」が加わった気がします。(「気がする」と書いたのは特に自分では意識しておらず…今考えてみるとそうだったかも?という感じ。)

この「他者へのエール」ですが、文字通り「エール」です。とある事柄(例えば女性の働き方に関する悩みなど)に対し、ちょっとした「エール」を書いています。ただ、「私もこうしたよ!だからみんなもどうぞやって下さい!」的なことは1ミリも思ってなく(というかそんなことを言えるような立場ではない)、どちらかと言えば、読者にとって「30代ってこんな感じか!」「30代ってこんな事を思うのね~」という緩い感じのいちサンプルになれたらいいなと。そして欲を言えば「そっか、じゃ、ちょっと頑張ってみるか!」と思ってもらって、実生活で私と関係ある人もない人も、その人が望む未来へのアクションの一押しになれたら、これはもう私の最高の誕生日プレゼントだなと思って書いてます。

36歳から37歳で起こった心境の変化

去年の今頃アップしたnoteには、「やりたいことが多すぎるから、欲を出し過ぎず、ほどほどにやっていこう。無理はしない」的なことが綴られていました。(タイトルはお気に入りだったので、今年も同じやつで)

36歳無理しなかったか?と問われたら、無理したよね(笑)

さて、36歳から37歳になる1年間の変化として一番大きかったのが、人としてどう在りたいのか、どう生きるのか、自分の存在価値を改めて考えたこと

1年前の今頃は、みんなで集まって食べて飲んで語って踊って…楽しい宴をしていたのが遠い昔のことのように、ここ数か月、世の中は混乱していて毎日心が痛くなるニュースばかり。これほどまでに自分の無力さを感じた時はありませんでした。

社会に、業界に、会社に、仲間に、友達に、家族に…一人の人間として、わたしは一体、何ができるのだろう。

特に3月はフワフワしていて、地に足がついていない感じがしていました。

ただ、そこで立ち止まっていても仕方がありません。

色んな人と出会い、会話をし、様々なテーマの本を読み、ニュースを見て、新しい考えや生き方に触れることで「人としてどう在りたいのか、どう生きるのか」、自分の中ではっきりしたことがありました。

・お互い様の精神、寄り添い合う気持ちを大切にする人で在りたい
・五感を研ぎ澄ませ、感動の記憶を大切にする人で在りたい
・どんな状況下にあったとしても、少しでも前に進もうとする人を応援したい
・自分の能力を必要とする人がいたら惜しみなく協力したい
(特に社会に役立つこと、女性、こどもに関係すること)
・女性として母親として社会人としてある前に、自分が自分らしくありたい

特に最後の「女性として母親として社会人としてある前に、自分が自分らしくありたい」は、自分の中で一番大切なことだったにも関わらず、ここ最近は色々なノイズ(偏見や価値観)にかき消されてしまっていたように思い、追加しました。

大切なことを教えてくれた友人の一言

自分のことより、まわりのこと。まわりのことができてから、自分のこと。
そうすべきだし、それがいいと思っていたし、それが当たり前だと思っていました。自分の笑顔は二の次、周りの笑顔が自分の笑顔になると信じていました。

20代、今振り返ってみると、良い意味でも悪い意味でも自己中心的でした。無知で傲慢で恥ずべきこともたくさんあったと感じますが、一方で無敵だったなと。それこそ今より自然に自分らしく生きていた気がします。

自分以外のためにやること、奉仕することが良くない、ではなく自分自身が満たされていないのに、その事実を直視しようとも変えようともせず、相手にGIVEすることが良いことなんだ、そうすべきだ、と思考停止してしまうのが良くない。特にわたしの場合、それは幸せにつながらない。

そんなことをぼんやり考えていた時の友人からの一言。

「周りからどう思われようが、まずはじめに自分が満たされ豊かであることが大事じゃない?それは全く自己中心的な考えとかではないし、自分が満たされてはじめて、自分の内側から滲み出てくるもので周りの人を幸せにできるってあると思う。」

まさに、でした。

なぜかわからないけど、最近は自分だけが豊かで幸せになってはいけないような、変な錯覚に陥っていました。

この友人の一言が、自分が自分らしく在り、自分が豊かで幸せであることが、周りの人の豊かさ、そして、幸せにつながることを気づかせてくれました。

いつでも、どんな時でも、自分らしく在りたい

37歳といえば、社会人歴も10年を当の昔に超え、責任ある立場になったり、重要なポストを任されたり。プライベートでは結婚したり、子どもがいたり、自分の時間がない人もいると思います。

そうなると、無意識のうちに「~べき」という暗示に自分をかけてしまっているかもしれません。それは会社が、とか誰かが、そうさせたのではなく無意識で自分につくってしまっているもの。わたしが100%そうなんですが(笑)

だからこそ、37歳になった今、声を大にして言いたい。

「いつでも、どんな時でも、自分らしく在りたい」

37歳のテーマは、仕事もプライベートも「いつでも、どんな時でも、自分らしく」。

女性として、母親として、社会人として、ではなく(もちろん大事ですが)
一人の人間としてどう在りたいか、どう生きていきたいのかの答えを
自分で探し見つけていきたい。

そして数年後に「ほら、やっぱり大丈夫!」と言えるような未来を迎えたい。そう思っています。

最後に、いつも周りにいてくださる皆様、支えて応援してくれる皆様、家族、友達、仲間に心からお礼を言いたいです。いつもありがとう。みんながいるから、わたしは幸せです!

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