絵の意味づけをする
絵を描きます。
誰かに見せます。
なんで?
見せたいからやん。せっかく描いたんやもん。見せな勿体ないやん。
若しくは
「オレ絵描いてんねん」言うたら「見たい」言われたからみせたんやん。
描いた絵を誰かに見せると、
「勿体ないから見せる」という意味
「見たいと言われたから見せる」という意味
、、、見せる意味が出来ますよね。
同じように
誰かに売ると、売ったことの意味が出来ます。
壁に飾ると、飾る意味が出来ます。
もちろん絵を描くことにも意味があります。
リンゴを描いたら、リンゴを描いた意味、、、
便所を描いたら便所を描いた意味、、、(コレ僕です。笑)
意味とは、「意」識や無「意」識、つまり心が何かを「味」わうことではないでしょうか。
(人の)心が何かに触れるんですね。
心が無ければ、意味は生まれないですよね。
絵に関する様々な意味とは、(人の)心と絵が触れることだと思います。
子供が描いたら、子供が描いた意味が出来るし
ヘタクソが描いても意味が出来る。
その絵の話をすることも意味づけになるし、
絵を見せないことの意味もあるかも知れない。
絵を見て誰かが何かを思えば意味が出来ます。
でね、そういった意味を持たせること、「意味づけ」をどんどんしていったらいいんじゃないかな、と思うんです。^^
僕がインスタで絵を紹介するのも、ミンネで販売するのも
その意味づけをしているんですね、きっと。
noteで、こんな文章を書くことも、絵には「こんな文章を書く人が描いた絵」という意味が出来ます。
もちろん、絵そのものに、いろんな意味づけができるし、絵を描く行為にもいろんな意味づけが出来ます。
大切な人を思って絵を描いたり、、、
大切な人が絵を描いてくれたり、、、
とかね。^^
もしかしたら、意味には、良い意味、悪い意味ってのがあるかも知れません。
正の意味づけ、負の意味づけってことでしょうか。
平和を願って描く絵は正の意味が含まれるかもしれないし、人を馬鹿にして描く絵は負の意味が含まれるかもしれない。
でもね、過去の巨匠を見ても、当時の社会に反発したような絵もあります。
これらは負の意味を含んでいたのでしょうけれど、時間が経って、観る人が変われば、正の意味に変わったりもするのです。
つまり、意味は変化する事もあるかも知れない。
アトリエで描かれる絵は最初、作者と作品の間だけで意味のやり取りがなされます。
完成した絵が、展覧会に出品されて、個展に出して、美術館に買い取られて、、、たくさんの人の目に触れて、たくさんの人に意味づけされます。
意識的でも無意識にでも、いろんな人にいろんな意味づけがされ、たくさんの人の心がその絵に触れて、意味がどんどん膨らんで、とてつもなく大きくなると、名画が生まれるのではないでしょうか。
だからやっぱり意味づけは大事。^^
昔はね、タレントが絵を描いたり、個展を開いたりすることに噛みついてました。
「あんなヘタクソが有名だからって個展なんか開いて」と思ってました。笑
タレントが描く意味があるんです。
今なら分かるんですけどね。^^
それから、絵に限らないですよね。
歌にだって意味があるし、ダンスにだって意味がある。
スポーツにだって、仕事にだって意味はもちろんある。
だからすべての人に関わるんですね、、、意味づけって。^^
そして、繋がる。
意味づけによって、世界が繋がる、、、因縁生起。
あ、このまま話すと仏教の世界に入りそうです。
なのでここらで終わりにしようかな。
今日は「意味づけ」について考えてみました。
ありがとうございました。^^
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?