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アーと

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絵画、芸術、アートのこと。
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#リアリズム

出番待ち

出番待ち

ぼくは彫金をします
というかそちらが本業です

作業するのに糸鋸を使うのですが
いつも安いのを使ってます

この糸鋸はちょっと高いいいやつ!!
でもなぜか普段使われません

出番待ちしてます

ずっと、、、

可哀そうなので、絵にしました
そしたらこれがなんとなんと

素晴らしい完成度の絵が出来ました

この絵が僕の中で一番の完成度です
木目には、ボールペンも使いました
明暗のありかた、
特に細部

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リアルを感じさせる僕なりの3要素

リアルを感じさせる僕なりの3要素

なんちゃって写実画家の僕が言うのもおこがましいのですが、
リアリズム絵画を追求するという事は、絵画を本物にどれだけ近づけるか!!という事。
絵画は人に観られるものです。(アタリマエ。笑)
絵画があって、光を通して、眼球が捉えて、網膜が受け止めて、脳みそへパスして、脳みそが最終処理をする。
結局、本物でない絵画を、脳みそをどのように騙して、本物の様に感じさせるか。
要するに騙くらかしてナンボ!!

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空気を描く②

空気を描く②

空気の描き方の2つ目の視点です。

2)影による空気の描き方
文章で説明するのは難しいので、画像を用意しました。(絵を描くのは面倒だったのでフォトショで簡単に作りました。)

左の絵を見て下さい。グレーの壁があり、赤いボールが壁よりこちら側にあります。
赤いボールが見えているので壁よりもこちらに赤いボールがあることが分かります。

右の絵を見て下さい。赤いボールの影を描きました。グレーの壁に影が映

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空気を描く①

空気を描く①

昔、デッサンをしているとき「空気を描くんや」とよく言われました。
空気なんか目に見えないもの、、、そんなん無茶苦茶や。
普通は誰でもそう思います。
僕もそう思います。笑
空気を描くときに僕は3つの視点があると思います。
なので、その3つの視点による空気の描き方を順に説明しようと思います。
まず1つ目の視点

1)遠近による空気の描き方
これはダヴィンチが提唱した遠近法でも「空気遠近法」というやつで

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リアリズムの課題

リアリズムの課題

一般的に絵を描く作業として、写真をそのままトレースはタブーだと思います。
では、自分でクロッキーしたものや、下絵を、トレース。
これは一般的に大丈夫という認識ですよね。
だって自分で描いたものをトレースしたのだから、、、

また、絵を描く時にアタリを付けるためにガイドラインとして中心線を引く場合があります。縦横2分割ですね。
これも一般的にはアリだと思います。
では、縦横4分割のガイドラインならど

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