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社内ライターをして、ブロガーでありたい自分に気づいた

ライティングの勉強は私のやりたいことリストに数年前から鎮座していることなんだけれど、今回なんちゃってライターをしてみて気づいたことがあります。

私、もしかしてライターに向いてないな。

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ことの発端は1ヶ月前、社内でイベントのライターを募集しているのを見つけました。募集と言ってもめちゃくちゃ簡易的で、興味ある人いたら手伝ってくれませんか〜的なノリのやつです。

ライターは、私が今の社内で副業にすることを狙っているものでもありました。毎日契約書と向き合って文言を作成しているけれど、そういうことじゃなくって、もっと定形ではない言葉を生み出してみたいなって。

それにそのイベントには実際に参加したこともあったし、楽しかったから関われるのならバンザイするくらいの勢いだったんです。よおし、やりますって、主催の人に個人チャットを送っていました。

それで、書いてみて、修正依頼が入って、コンセプトを変えてってやっていたんですけれど、難しい。社内向けではなく社外公開をするものでもあるから、余計にOKが出ません。記事内のリンクのアクセス数をふやしたいという目標まであり、素人の私からするとターゲットがキャパオーバーしていました。

修正依頼が入ること自体は問題ないし、何度でも書き直しました。なんですが、40?50?の編集のおじさまとのノリが決定的にあっていないな!?と感じてしまいました。

私自身が企画の主催側ではなかったこともあり、主催者がゴリ押ししているポイントと、視聴者として心に残るポイントがちがったり。だから、そこを押したら逆効果では?ってところで押されて、私も主催を忖度して強調はするけどいまいち腹落ちしてないというのもしばしば。

私の担当が最後の1記事だったので(今までの記事の流れもあるし、そもそも私はよそ者だし)忖度は多めでしたが、自分だったらもうちょっとおしゃれな作りのもの見るだろうなあと思ってしまいました。書き手自身がそんなんでどうするよって思うけれど、私なりに言えることは言ってみてそれでした。

後は、勝手に絵文字をつけないでええ。

フレンドリーさを演出するためにつけるだろうっていう、背景とか意図は汲み取れるんですけど、それって果たしてプラスに働いてるんでしたっけっていう引っかかりがありました。一方で年上の人ってやたら絵文字使うよねっていう印象もあり(しかも世代に寄って使うやつがぜんぜん違う。つけられたやつは正直どれも同世代は使わん)、カジュアルだったらそれも刺さるのか?とモヤることも。

それで気づきました。私、普段はめちゃくちゃ自由に書きすぎてるんだわと。

そりゃあ毎日このくらいの文章を全部自分の自由に書き続けていたら、それが癖になるよなあと思います。今回はなるべく従順であろうと、どうしても譲れないところだけを主張したので(wwwをどうしても自分の文章のタイトルに入れたくなかったので、それはお願いしました)、最後は感謝されたほどです。

でも、これをずっと続けるのはきついかもと思いました。だって私、自分に書きたいことがあるから書いてるんだもん。

もちろん自分の文章が正しいと思っているわけじゃなくて、基本的な誤字から構成、不明瞭なところがたくさんあると思います。それは直して、もっと文章を磨いていきたいと思っています。

でも、自分が作った雰囲気を壊されるのは嫌です。穏やかに書き綴っていたのに、突然「楽しかったですよね」を「ワロwww」に変えられるみたいな変更には暴力性すら感じてしまいます。

だから、多分、私は今みたいに書いているのがベストではあるんだと思います。いわゆる、自分でブログを運営しているかたちが、一番のびのびできるから。

一方で、他者の目を入れていただけるライティングはとてもありがたいものです。今回私もたくさんの間違い、読みづらさに気付かされました。自分ひとりだったら妥協しちゃうところも、そうやって逃げられないのも学びでした。

やっぱり、書く機会をマイペースに広げていきたいと思っています。社内ライターへの挑戦は、始まったばかり!



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