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眠れぬ夜は君のせい

こんばんは マルベリーです。

今日のテーマは、思い出の曲。
早速、聴きながら書いてみます。
(よかったら一緒に聴いてください)

転勤と単身赴任

8年前になる。
自宅から60㎞ほど離れた職場に転勤になった。
転勤の内示は、赴任する日の2週間ほど前で、そのとき、新幹線で通勤してもよいと言われた。

男性であれば、新幹線通勤を選択しただろう。
内示前の2年間、自宅から職場まで、毎日バスとJRを乗り換えて、片道1時間半をかけて通勤していた。その頃はまだ、毎朝息子の弁当も作っていた。2年間の往復3時間のJR通勤で、疲れきっていたと思う。
内示を受けて、新しい転勤先に通うための新幹線の時刻表を調べたら、朝家を出る時間は、さらに20分早くなることがわかった。

もう、無理だわ。

仕事を辞めようかと、真剣に考えた。
うじうじ考えていたら、職場の人が「単身赴任したら?」と言ってくれた。

60㎞も超える距離があったら、
単身赴任手当も出るんじゃない?

通えないなら、辞めるしかないかな、と思い込んでいたが、単身赴任という選択肢があるとわかった。
ありがたいことに、その職場には、赴任先に詳しい先輩方が何人かいらっしゃって、どこどこに住んだらよい、不動産屋はどこどこにある、ということも教えてくれた。
有給休暇をもらい、バタバタと賃貸アパートを探して、生まれて初めての単身赴任をすることになった。

借りたアパートは、新幹線の駅から徒歩で通える場所だった。アパートから新幹線駅前のバス乗り場に歩き、そこから赴任先までは、20分間バスに乗って通勤した。
でも、赴任して半年で、バス通勤から車通勤に変更した。

理由はいくつかあった。アパートには洗濯機を置かなかったので、毎週末自宅を往復していたこと、洗濯ものをもって新幹線に乗るのが億劫なことと、新幹線の便が少ないこと。社会人向けの大学院に通うことにしたことが一番の理由だった。

自分名義の軽自動車を買って、駐車場も借りた。
平日は、アパートと5㎞離れた職場を、週末はアパートから60㎞離れた自宅を往復し、週に2日位、仕事が終わって、職場から15㎞離れた大学に行き、20㎞走ってアパートまで戻る生活を2年続けた。

思い出の曲

ようやく思い出の曲だ。
一人で車を運転し、暗い夜に、結構な距離を走ることも多かった。対向車もなく、前後に車もいない真っ暗な道路を走るのは、結構怖い。音楽をかけて、声を出して、一人で歌いながら、運転していた。

よくかけていた曲の一つが、この曲だった。
この曲を聴くと、当時のことを思い出す。

無理してたんじゃない?

無理してたと思う。
だけど、無理しないと、理不尽に負けてしまうから、
大袈裟かもしれないけど、
生き延びるために仕方なかった。そう思う。



最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
MISIAの曲を思い出したのは、
このニュースを見たからです💕

また明日!

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