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学び直し(その1)

今日は、 #私の学び直し  をテーマに書いてみることにしました。
少し長い記事になりますが、読んでいただけたら嬉しいです。
(最初にお断わりしますが、字句表現の脚色をしておりますので、ご了解ください)
今日は、その1前編になります。

これまでの学び

最初に、私のベースとなる学びと、就職してからの学びについて書きます。

1 ちょこっと英会話

 地元の高校、地元の大学の文系で学び、卒業後は事務系総合職として地元の企業に就職しました。就職後は、社員を対象とした制度を利用して英会話教室に数年通い、有休休暇を使って、海外旅行にも友人と行ったりしました。周りの多くの友達も英会話スクールに行っていて、とっても楽しかったのですが、英会話は上達しなかったです(トホホ)。

2 仕事を通じた学び

 OJT(On the Job Training)をご存知ですか? 最近はあまり使わない言葉かもしれません。私もOJTで、いろいろ学ばせていただいたと思います。最初は、周りの先輩や上司に教えてもらって、少し慣れると聞くタイミングを見計らって聞きながら、話しぶりや対応の仕方を真似しながら(笑)、やっていました。なぜなら、マニュアルを見てもわからない、書いてないことに毎日遭遇するからです。どんな仕事でも共通していると思うのですが、マニュアルすらないこともあれば、運よくマニュアルがあっても、マニュアルには示されない、ニッチなグレーで、よく見えない仕事や具体的なやり方がわからないとか、さらに言えば、どう動くか、どう判断するかの勘どころであったり、経験しないとわからないことはたくさんあります。部署の仕事内容、そのときの体制(新人ばかりで経験者が少ないとか)にもよりますが、総じて、新しいことをはじめてやるのは、とっても大変です。最初の職場では、新人に指導役(5年位年上の先輩)がついてくれていましたし、同じ部署内に同期も何人かいましたので、不安や悩みを共有したり相談することもできたので、環境としても恵まれていたと思います。
 最初の部署には3年、その後も、社員はおおよそ2、3年(長くて5年ほど)で勤務部署の異動(いわゆる転勤も含まれます)を繰り返すことが通例でした。私も、2~3年ごとに異動ガチャを繰り返して、いろいろな業務を経験しました。その業務を具体的に挙げてみると、物品購入やその支払、出勤管理などの庶務・経理業務、法律や制度の改正に伴う社内規程の見直しなどの法令関係業務、ホームページ、テレビ、ラジオへの出演等の広報業務、会社外のいろいろな関係者の方への説明会の実施や会議などの事業運営業務、ほかにも挙げればきりがないほど、雑多でいろいろです。

 こうした仕事を通じた学びで得られた私の価値観を言語化すると
・わからないことは聞いたり調べたりすればなんとかなる
・(できないなと思っても)仕事はやれば終わる
・(いやだなと思っても)少なくとも人間関係は数年でクリアされる
・(これは面白い、もっと続けたいと思っても)長く担当できない
になります。

 10年、15年と仕事を続けていくうちに、「なんでも柔軟にやる」という柔軟性は得ることができたと思います。一方で、一つのことをジックリ、本腰を入れてやるという姿勢や何某かの専門性を、身に着けることができていないと思っていました。
 自分には、一つのことにジックリ取り組む、軸となるような専門性が欠けている…。専門性への憧れが、私の心の中で、密かに、徐々に、澱のように積もっていったのかもしれません。

仕事外での学びへ

 そうはいっても、週5日で仕事に行きますし、子育て、家事もあって、自分のそんな気持ちに気づく余裕はなかったと思います。子供が進学で家を離れて子育てが一段落したころに、きっかけがありました。

まじかに見た対人援助の仕事

 それまで経験のない部署へ異動(これは何度も経験)し、その部署には自分とは学びのベースが異なるいわゆる”専門職”の方が多く配置されていました。自分のような文系総合職は数人のマイノリティで、医療分野の専門職の方が多く配置されていました。長くなるので具体的には書きませんが、この部署での、専門職の方々の仕事ぶりに遭遇し、対人援助の専門性を学びたい、と強く思うようになりました。振り返ると、これが、仕事外での学びへのきっかけになったと思います。

本日の投稿は、ここまでにしたいと思います。
続きは、対人援助の学びの具体化からスタートする予定です。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
よければ、続き(後編、もしくは中編)も読みにいらしてください。
それでは、また!


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